ノコギリザメのなみだ リーヴル・リーブル3

長新太(著者)

• 販売会社／発売会社: フレーベル館/フレーベル館
• 発売年月日: 1999/05/12
• JAN: 9784577019856

商品レビュー

2022/03/18

長新太さんの作品はこれまでに何冊も読み聞かせをしてきたので、表紙を見せると、「あ！なんか知ってるかも！」という反応がありました。

ノコギリザメのかわいらしい絵のタッチ、なぜかそこにいるおばけの存在がなんともいえない世界観を生み出しています。ノコギリのノコギリのかわりになるものを当てはめていく展開に、子どもたちは、大笑い。この繰り返しの展開が子どもたちは読み聞かせを聞いていて安心するのだろうなと思いました。

2017/02/04

[墨田区図書館]

図書館で読んだ中の一冊。
長新太さん、相変わらずよく分からないお話を書くなー（笑）
のこぎりざめの歯をといであげるのかと思いきや、ポンと取り外して、よくわからない、似てもいない色々なものを取り付けてあげる。

しいて言えば、毎回悲しい涙を流す一文が深みを出しているかな。でもそれでも、最後までその一文に込められた効果は正直よく分からなかった。

2016/06/18

【読み語り5分・年少〜】ナンセンス絵本と言ってよいと思うが、いかにも長新太の絵本。ノコギリザメのオジイサンはボロボロになった自分のノコギリになみだを流す。海の底で繰り返される「オジイサンのなみだはしずかにながれていったよ」というフレーズに、ただただ、わたしたちの心のうちにも海がうまれる。