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TOKYOヴァンパイア・ナイト プレリュード文庫
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TOKYOヴァンパイア・ナイト プレリュード文庫

広岡未森(著者)

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TOKYOヴァンパイア・ナイト プレリュード文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ベストセラーズ/ベストセラーズ
発売年月日 1999/06/01
JAN 9784584381328

TOKYOヴァンパイア・ナイト

¥220

商品レビュー

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2012/11/26
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レーベルはプレリュード文庫であり性表現も含まれますが、官能小説ではなくてアドベンチャー小説です。 昭和45年8月6日、広島に渡来したドグラマグラという闇の帝王が日本を恐怖に陥れ、神武以来の皇室の系統が途絶えて、闇の皇帝ドグラマグラが即位します。以来日本は、吸血鬼が支配する国となり、人間は被支配階級に貶められることになりました。 主人公の半吸血鬼(ダンピール)の美少女アンブレラは、表では人間とともにナースとして働いていますが、闇政府の諜報機関「鬼子母機関」のメンバーという裏の顔を持っています。ある日彼女に下された命令は、吸血鬼の弱点を研究していた一ノ谷博士の研究データを入手します。彼女とコンビを組むのは、烏月という人間の青年。だが彼はただの人間ではなく、みずからの影の中に死神を抱え込んでいました。 一ノ谷博士の研究データが収められたディスクをめぐって、アンブレラと烏月は人体強化を施して過去からよみがえらせた「バイオニックソルジャー」の柳生三厳(みつよし)、柳生宗冬(むねふゆ)兄弟と対決します。アンブレラたちは兄弟を退けてディスクを持ち帰ります。ディスクから、人工衛星を打ち上げてもう一つの太陽を作り出し、吸血鬼を滅ぼすという計画を知った当局は、ふたたびアンブレラと烏月に計画の阻止を命じます。 一方、柳生兄弟とその主である闇乃宮は、計画の実現に向けて動き出していました。その中で、柳生兄弟の一人である柳生左門知矩(とものり)は烏月の秘密を知ることになります。一方烏月も、ふたたび一ノ谷博士の研究所を訪れ、吸血鬼の捜査員がけっして見つけることのできなかった、吸血鬼のもう一つの弱点に関する資料を手に入れます。 アンブレラは烏月の死神とともに、衛星の打ち上げ地点である東京タワーにやってきた柳生三厳、宗冬を倒します。しかし、そこに衛星はありませんでした。一方、衛星は左門が持っていることを見抜いた烏月は、左門を追いつめていきます。最後にアンブレラの手助けもあって、烏月は左門を倒します。 こうして衛星打ち上げを阻止したアンブレラと烏月は、皇帝ドグラマグラに謁見を許されます。ところがアンブレラは、かつて吸血鬼と人間との共生を説いてドグラマグラに滅ぼされたカルンシュタインの娘でした。アンブレラはドグラマグラに戦いを挑みますが、圧倒的な力の差に打ちのめされます。絶体絶命と思われたそのとき、烏月が一ノ谷博士の研究によって知った吸血鬼の弱点・十字架を掲げて、ドグラマグラは消滅します。 部隊設定やキャラクターもかなりしっかり作り込まれていますが、やや物語のテンポが早すぎるのがちょっと残念です。

Posted by ブクログ

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