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戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方 エコとピースのオルタナティブ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 合同出版/合同出版 |
発売年月日 | 2005/07/25 |
JAN | 9784772603454 |
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戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方
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商品レビュー
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7件のお客様レビュー
合同出版 田中優 「 戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方 」 エネルギーとお金の使い方を変えること(オルタナティブ)により、戦争と地球温暖化を止める方策を考えた本 東日本大震災前(20年前)の本であるが、森林伐採と海面上昇、原発の暴走と放射能、経済合...
合同出版 田中優 「 戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方 」 エネルギーとお金の使い方を変えること(オルタナティブ)により、戦争と地球温暖化を止める方策を考えた本 東日本大震災前(20年前)の本であるが、森林伐採と海面上昇、原発の暴走と放射能、経済合理性から原発の新設不可など 指摘は驚くほど現実化している 著者の提案趣旨は、私たちの貯蓄、保険、投資、税金が 戦争や環境破壊につながる事業に 集まらないようにすることにあると思うが、情報収集が難しく、非営利や非政府では進みにくい気がする 「戦争と軍事支出を利益に変換する仕組みが出来上がり、戦争はアメリカの公共事業となっている」という言葉は、なるほどと思う 省エネ基準を最も進んだ技術に設定するトップランナー方式をとるなど「省エネ」がオルタナティブの柱になっているが、SDGsに「省エネ」が入っていないのはなぜか?
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分かり易い上に数値的なデータもあり詳細。且つ落とし込みどころが前向きな内容なのはこの手の本には珍しいかもしれない。(大抵はシンプルで薄っぺらでピースなだけか、逆に真っ暗闇な事実・データと批判だけかに留まるものが多い気がする) 「人々は悲惨過ぎる情報を受けたがらない」と書かれている...
分かり易い上に数値的なデータもあり詳細。且つ落とし込みどころが前向きな内容なのはこの手の本には珍しいかもしれない。(大抵はシンプルで薄っぺらでピースなだけか、逆に真っ暗闇な事実・データと批判だけかに留まるものが多い気がする) 「人々は悲惨過ぎる情報を受けたがらない」と書かれている通り 著者もそれを承知していて、読むに耐えられない内容にはならないよう心掛けたのかもしれない。それでも「戦争の被害者としてカウントされない犠牲者も居る」という事においては述べられている。「戦争を支持出来ない一番の理由はそこにある」と(人の存在が否定され無視されている事やそれが結局テロリストを量産する仕組みとなる事)、著者の反対理由はその非人道的な点にあるが、現実の問題点は戦争が巨大なビジネスであり、具体的にどういう原因でどこからの金が動いているかという事も分かり易く書かれている。世界一軍事費をかけているアメリカの国債購入国比率は日本がダントツの1位。日本の銀行から出ているので私達の預金は間接的にアメリカの軍事費となっていると(しかもその軍事費の使われ方は不透明…)。又、私個人は軍事費以上に原発を問題視しているので第2章の方が興味深かった。本書は東日本大震災が起きる前に出版されたものだが、「地震国に原発を建てる事自体が非常識」である事や地震等自然災害のリスクや健康被害のリスクだけでなく、経済合理的な面からも原発に無理がある事が解説されておりロジカル且つ非常に分かり易かった。 エコロジーにおいても「一人一人の意識を変えよう」などと簡単に済ませていないのが好印象。寧ろ「ライフスタイルを改善すれば解決する」は誤解で、その詳細はP56から記載されいるが 要するに「地球温暖化は家庭の責任」と言うのは無理があり、個人のやる気を失くさせているようでもあるという話。ヨーロッパ諸国のように環境税を活用してはどうか、「国民経済に大きな影響を与えるのは(環境税ではなく)地球温暖化の側ではないか」と。 第3章では家庭で出来る事も書かれているが、単なる節電の話ではなくエネルギーシフトの話。「キャパシタ」「ポリ乳酸プラスチック」等、聞き慣れない単語も多く こういうのがあるのかと思った。理系の人には楽しめる内容かもしれない。 「自然エネルギーへのシフトにおいて日本は遅れている」とよく言われている事についても他国と比べたグラフで見られる。 第4・5章はお金についての話で、断片的に聞いた事があった問題も流れとして分かった。「1日1ドル以下の収入で生活している」事と「貧しい地域」は必ずしも一致しない という点も納得出来て面白かった。身近な筈のお金の事・常識と思っていた事、意外と知らないままだったと思う。とくに郵便貯金の問題は非常に興味深かったので、別の本やネットからもう少し調べたいと思えた。 第6章は他の章で書ききれなかったものが書かれた、という印象で話の転換が多く少し読み辛かった。ただ「保険貧乏」の例を用いた「セキュリティー」という幻想の話は面白かった。 又、P156の9・11についての記載はさらりと書かれているものの衝撃だった。これも絶妙な情報量ではないかと思う。 全体的にそれぞれの話の情報量が絶妙だと感じた。例えば「劣化ウラン弾」についての記載(一般にはあまり知られていないが強力な武器で核ではないので日本の自衛隊も所有しておいる)、知らない読者には「なんだろう?」と疑問を抱かせ「とにかく子供が犠牲になっている」という事は分かる。(詳しく知りたい人はネットでも何でも調べればいい) 詳しく述べられると読むのが辛くなる凶悪な武器なので情報量としては丁度良いと思う。(入り口としても既に知っている人にとっても)
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※このレビューにはネタバレを含みます
NPO未来バンクを立ち上げた著者の指摘は鋭く、論理が飛躍しているように見えて、全く同感だと思いました。イラク戦争、地域・民族紛争の背後にあるものが石油問題であり、石油問題を徹底的な省エネにより解決していこうとする薦め。著者はそのためのNPOとしてサラ金と似ても似つかぬ、環境投資のみへの融資を行う銀行を立ち上げているのです。冷蔵庫などの省エネに飛躍的な実現により、私たちの家庭で出来ることは実行していきたいと思いますが、産業用エネルギーの節減が日本ではまだまだ遅れているということは全くそのとおりでしょう。エネルギー問題の解決なくして環境、戦争の解決はない、という極めて分かりやすい迫力に富む指摘です。
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