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龍樹 空の論理と菩薩の道
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龍樹 空の論理と菩薩の道

瓜生津隆真(著者)

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龍樹 空の論理と菩薩の道

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大法輪閣
発売年月日 2004/10/16
JAN 9784804612126

龍樹

¥3,135

商品レビュー

5

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2019/03/28

龍樹の「空」の理論が わかりやすく書かれている ------------------ P119 仏教の道にもとづいて、 すべては無常である、と語る人々が、 論争によって存在に固執しているのは 奇異である P121 この世界は縁起であるから 無常である P121 真理とは論争に...

龍樹の「空」の理論が わかりやすく書かれている ------------------ P119 仏教の道にもとづいて、 すべては無常である、と語る人々が、 論争によって存在に固執しているのは 奇異である P121 この世界は縁起であるから 無常である P121 真理とは論争によって 定まるものではない P124 空なる煩悩や業が因となって、 苦という空なる果が生じるだけである P127 非実在であっても 幻としてあるということ P124 自己や世界についての執着は、 自己や世界が空であること、 つまり因と果としてあって、 しかも因も果も空であることを 知らない無明から生ずる P129 無明に覆われているのが 世俗である

Posted by ブクログ

2014/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すべての生存(有)は幻や陽炎(かげろう)のようなものであることを論証した。幻といっても虚無ではない。ただ実体ではなく、無常であり、要するに人が執着すべき対象ではないというのだ。  龍樹といえば『中論』が有名だが、本書では『六十頌如理論(ろくじゅうじゅにょりろん)』という大切な著作も詳しく取り上げられている。瓜生津は『六十頌如理論』研究の権威なのだ。  龍樹の優れた評伝には中村元『龍樹』(講談社)があるが、本書の方がわかり易(やす)い。究極の個人主義から発出した仏教者が、いかに自利利他の実践(菩薩<ぼさつ>道)に入るかが丁寧に描かれているのも特色。  絶望を経て希望に、利己を経て慈悲に向かう一つの道がここにある。  評者・宮崎哲弥(評論家)

Posted by ブクログ

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