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零の発見 数学の生い立ち 岩波新書
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零の発見 数学の生い立ち 岩波新書

吉田洋一(著者)

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零の発見 数学の生い立ち 岩波新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2003/04/07
JAN 9784004000136

零の発見

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商品レビュー

3.5

38件のお客様レビュー

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2026/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昭和14年に書かれた本だったんですね~。数学を知らない素人を念頭にという割には難しい。昔の人は今よりもレベルが高かったのか。「0」という数字の発見物語というのをイメージして読み始めたので内容は少し違う。しかし興味は掻き立てられるような内容でした。「0」のない昔の表記のままではきっと数学はもっと難しいものになっていたんだろうな~。

Posted by ブクログ

2025/07/19

1939年初版、手元にある2021年発行のものは第117刷で、息の長い大ベストセラーである。  書名の「零の発見」と「直線を切る」を収録している。本書は数学を題材にして通俗読物であり、数学とは無縁の一般人を読者に想定している。定義を重ねて論理を組み上げる数学をかいつまんで一般の読...

1939年初版、手元にある2021年発行のものは第117刷で、息の長い大ベストセラーである。  書名の「零の発見」と「直線を切る」を収録している。本書は数学を題材にして通俗読物であり、数学とは無縁の一般人を読者に想定している。定義を重ねて論理を組み上げる数学をかいつまんで一般の読者に伝えるのは相当な困難をともなうだろう。その意味ではかなり奮闘している。  「零の発見」は零が発見される話ではなく、算術や筆記法、製紙技術等のその他の技術とともに広まっていく歴史的過程を主に追っている。零は発見なのか発明なのかといった話には言及されない。  「直線を切る」は連続性の問題を扱っている。線は点の連続なのか、円の中に描いた正方形を徐々に大きくししていくと円と正方形の面積が一致する瞬間があるのか等のの疑問について、人類の試行錯誤の変遷を辿る。  口から発せられる言葉と書かれた言葉に対するギリシャ人のスタンスの違いが数学の発展にも影響を及ぼしているというのは新たな視点だった。音楽と天文学が結び付けられて盛んに研究されていたことも知識としては知っていたが、何を意味するかは分かっていなかった。本書を読んで、それが明らかになったわけではないが、何かしらのヒントが得られた気がする。  ほかの数学の本を読んでみたいなと思わせる本だったが、本書を何度も読みたいかというと、そうでもないので☆2つとした。

Posted by ブクログ

2024/10/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ブログで紹介] 今年行った、親戚が通う有名進学校の文化祭で入手しました。 有志が出品していた古本でした。 【本書のポイント】 二部構成で、 「零の発見」では、零の発見による、位取り記数法ができるインド記数法について書かれています。アラビア数字は単なる記録の文字であったことが分かる読物です。 「直線を切る」では、タイトルの問題や、円の面積と同じ正方形を書くなどの問題が ピタゴラスから、哲学的思想を巻き込んで論争になってきたことについて書かれています。第二部は理系向き、哲学・思想が好きな人向きです。 本書は二つの論文(と書いてある)で構成されています。 ・零の発見 ・直線を切る 1.はしがき 数学を材料とした通俗的読物集である とあるように 第一部は34節、第二部は39節の小話集となっています。 対象は、 数学を習ったがまったく忘れてしまった素人 とあります。 数式や数学上の術語には、 目をつぶってかまわず先へ跳んでいただきたいと書かれています。 2.零の発見 -アラビア数字の由来- 読物としての要素が多い論文です。 アラビア数字は主として  「記録数字」 の役割りでした。 単なる記録の文字であり、計算には向かないということです。 一方、インド記数法は 同じ文字が書かれているのに、異なる数字をあらわせる  「位取り」 によるものでした。   例えば27529は、   文字「2」が二度現れますが、   一つは二万、もう一つは二十と異なる数字をあらわせます。   このような表記には「0」のような数字が必要でした。 零の発見は正確には知られておらず、インドで6世紀ごろにはすでに  「位取り記数法」 がおこなわれたことから、それより以前に零があったことが想定されています。 インド記数法は 「計算数字」かつ「記録数字」です。 位取りの詳しい説明だけでなく、そろばんや計算尺、電卓なども登場し、読物として面白いです。 3.直線を切る -連続の問題- 計算や哲学的な要素が多い論文です。 直線が、大きさを持たない点の無限の集まりであると定義すれば、直線を切ることはできるのだろうか?というようなことが書かれています。実際の表現はまったく違います。 円の面積と同じ正方形を書くなどの問題がピタゴラスから、哲学的思想を巻き込んで論争になっていました。その歴史にはとても驚かされました。 数字、説明図が多く登場し、理解しながら読むと時間がかかります。 ”数式は飛ばせ”とのお言葉ですが、理系向き、哲学・思想が好きな人向きです。 読物(第一部)と考え物(第二部)で、とても読みごたえがありました。 (2024.12.31) ※2024.9.14親戚の学園祭で中古本を購入\100  2024.11.8読書開始  2024.11.28聖マリアンナ医科大学病院入院中に読了

Posted by ブクログ

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