15人が選んだ幸せの道 選択理論と現実療法の実際

ウイリアムグラッサー(著者), 柿谷正期(訳者), 柿谷寿美江(訳者)

• 販売会社／発売会社: アチーブメント出版
• 発売年月日: 2000/10/12
• JAN: 9784902222081

商品レビュー

2015/01/21

所在：展示架
請求番号：146.8/G48
資料ID：11401654
何が私を苦しめているのか、何がストレスなのか。嫌になって苦しい時、あなたならどうしますか？
この本に載っている15人の方たちが、どうのようにして解決していくのか、この本をみてみましょう。
全く違う悩みであっても、あなたの悩みもいい方向に向かうかもしれません。
担当者：原口翔

2012/04/16

選択理論と現実療法がどのようなものであるかグラッサー博士とクライエントとのやりとりを通じて理解が深まりました。

とくに第一章では映画「恋愛小説家」が舞台となります。私はまだこの映画をみていないので、「ぜひみたい」と思うほど、興味深い内容でした。

現実療法のカウンセリングは、過去ではなく現実に焦点を合わせます。症状や感情ではなく、行為と思考に焦点を合わせ、背後にある人間関係に注目します。

外的コントロール心理学ではなく、選択理論を身につけると今まで問題や悩みとなっていた関係や症状が良くなり、解決へ向かう様子が描かれています。

無意識でもその行動を選択して生きているということ、選択の持つ力と人間関係の可能性や人生を創造できるということ・・・学び深い書です。

2011/12/22

「グラッサー博士の選択理論」を読了したら続けて読みたい本。「グラッサー」では選択理論で扱われる用語の解説が一通りされているが、一読ではまだ腑に落ちるというところまでいかない。本書は選択理論を用いたカウンセリングの例が書かれている。色々な事例があるので、自分の抱える悩みやそれに類する事例を誰もがこの本に見つけることができるのではないかと思う。また、事例を通して上質世界が具体的にどのようなものを指すのか、など選択理論の適用の仕方を学ぶ事ができる。この本から多くの気づきが得られるものと確信した。