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南極のペンギン 集英社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 2003/11/25 |
JAN | 9784087476446 |
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南極のペンギン
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南極のペンギン
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商品レビュー
4.4
17件のお客様レビュー
何歳になっても渋くて…
何歳になっても渋くてかっこいい俳優・高倉健さんのエッセイのような絵本です。ほっと一息つけるような感じが好きです。
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〜「自分軸」に出会う本〜 みなさん、おはようございます☀️ ママ専門コーチのゆうきです。 ▷ママがワクワクする本紹介→ https://www.instagram.com/bookmamaaaa/ ▷ラジオ版→ https://www.instagram.com/kosoda...
〜「自分軸」に出会う本〜 みなさん、おはようございます☀️ ママ専門コーチのゆうきです。 ▷ママがワクワクする本紹介→ https://www.instagram.com/bookmamaaaa/ ▷ラジオ版→ https://www.instagram.com/kosodatenomikata いつもご覧いただきありがとうございます♪ ーー内容ーー 高倉健さんの40年間余りの映画俳優人生の中で、世界中で出会った人達を紹介するハートフルな本。過酷な撮影現場のリアルな話から、優しさ溢れるエピソードまで短編で綴られているので読みやすいので子育ての合間でも気軽に楽しめます。文字がとにかく大きくてルビ付きなので小三の息子も読めました。 ーー感想ーー 撮影で世界中を飛び回った高倉さんが優しく尊敬の念をもって書き綴っているのが伝わる本。 本の中で、様々な人たちが書かれている。 ・ 「ここに住むと人間を信じることができる」と言った北極に住むインド人ガイド なによりも命を大切にする南極スコット基地の隊長 「じょうだんじゃ、ナイよ」と言いながら心を込めて料理をつくるハワイのベトナム料理人 「千日回峰」という仏教の中で最も厳しい修行を2回も成し遂げたお坊さん 息子を心配して長文の手紙を何度も送ってくる高倉健さんのお母さん 命を削って絵の具に溶かしたような絵を描いた奄美の画家(田中一村) ・ この人たちの中には「信念」「願い」「こだわり」などの自分軸があり、それを自分なりに行動にしている姿が印象的。 ーー 子育てをしていると、目の前のことに一生懸命になりすぎて、何を軸に物事を判断したらいいのかわからなくなる時がある。 そんな時、ふと立ち止まって自分の「信念」「願い」「こだわり」などの自分軸を感じてみる。 それは嬉しい、悲しい、悔しい・・・など、感情が動いた時に現れる。 感情が動くということは、軸からズレたり、合致したり、ふみにじられたりした時にそうなるから。 この本を読んで自分ごととして考えてみると、気づきがあるかもしれません。 あなたの軸は何ですか? — 最後まで読んでいただきありがとうございます
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国民的俳優・高倉健(1931-2014)さんの生誕90年であります。彼が書いた初の絵本といふ触込みですが、実態は健さんが体験した事を綴るエッセイと申せませう。 国際的スタアだけあつて、ロケ地もアフリカ、北極、南極、ハワイ、オーストラリア、ポルトガル等等ヴァラエティに富んでゐま...
国民的俳優・高倉健(1931-2014)さんの生誕90年であります。彼が書いた初の絵本といふ触込みですが、実態は健さんが体験した事を綴るエッセイと申せませう。 国際的スタアだけあつて、ロケ地もアフリカ、北極、南極、ハワイ、オーストラリア、ポルトガル等等ヴァラエティに富んでゐます。四十年以上(執筆当時)に及ぶ俳優人生で体験した、印象的な人や動物、出来事をいかにも高倉健ふうに朴訥に、素直に語るのでした。 アフリカで遭遇した砂嵐に巻き込まれた少年に向ける眼差し。インド人なのに北極でガイドをする達人。一羽一羽に個性がある南極のペンギン。「じょうだんじゃ、ナイよ」が口癖のハワイのベトナム料理人。「千日回峰」を二度も成し遂げた比叡山の高僧。母が亡くなつた時に骨をバリバリ齧つた話。 共通するのは、それぞれのフィールドで自分の最善を尽くさうとしてゐる人たちに対する、優しい眼差しでせうか。性善説に立つた人生讃歌とでも申せませう。それも人生経験の浅い人が夢みるやうに語るのではなく、人生の裏表を知悉した、海千山千の健さんが言ふので、説得力がございます。 彼の不器用ながらぶれない生き様を示す演技と重なりますね。もつともわたくしは初期のやんちやに暴れる健さんが好きなんですけど。 唐仁原教久さんの画も好いし、読後優しい気分になれる一冊と申せませう。尤も明日になれば忘れるかもしれませんが、まあその瞬間が好いのです。紙質もよく、字が大きく余白もたつぷり取つてゐるので、必然的にページ数が増え価格にもそれが反映されてゐて、ちと高めです。せつかく優しい気持ちになつたのに、こんなせこい事を考へるのは、まだまだだ喃と思ふところであります。
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