紅茶王子(文庫版)(12) 白泉社文庫

山田南平(著者)

• 販売会社／発売会社: 白泉社/白泉社
• 発売年月日: 2007/07/12
• JAN: 9784592884729

商品レビュー

2021/07/04

満月の夜にある儀式をすると、紅茶の妖精が現れて、ささやかな願いごとを3つ叶えてくれるーという学園ロマンス。

作中に出てくるセリフである「別れの痛みに泣くからなんだというんだ　そんな事のために出逢いを放棄するのはナンセンスだよ」というのがこの漫画のテーマだと思う。

三部作目の「桜の国の紅茶王子」もとても良かった。というか個人的には、一部目から積み上げてきたものの上に結ばれた物語である三部作目が一番良かった。

2016/12/17

ついに完結！
続編の方から読んでしまったので、紅茶王子を読み切ったことでその後の続編が再度読みたくてたまらなくなりました。

普段はコーヒー派ですが、美味しい紅茶が飲みたくなりました。

2013/08/22

いよいよ最終巻。
素直な感想といえば、最終回に向けてのあまりの怒涛の展開に、あっという間に終わった感じ。

当初の頃ののんびりした空気はどこへやら。
アッサムのお母さん世代の過去の謎がどんどん明かされ、そしてアッサムの『人間になる』と発言。

紅茶王子が人間になるために出される条件。

それらのエピソードが押し寄せて、あれ？ハルカが奈子を好きだった気持ちは？とか、そめこやアールグレイの心情などが描かれる前に終わってしまった為、消化不良を否めない終わり方とはなっているかも。

けれどもアッサムと奈子にとって、あのラストは綺麗な終わり方ではなかったのかな～と思う。

私的にはそめこのその後が気になるなぁ。