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七色の海 ふしぎ文学館
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商品詳細
内容紹介 | 内容:蒼ざめた日曜日.偏西風.檻の中.人間の皮.競売.七色の海.女はなんのために死ぬか? 一眼獣.飼育のたのしみ.山の湯.死者の手袋.お家がだんだん遠くなる.仏を攫う.長い暗い冬. 著作リスト:p246~247 |
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販売会社/発売会社 | 出版芸術社 |
発売年月日 | 1994/06/20 |
JAN | 9784882930815 |
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七色の海
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
超怖い短編として有名な(?)「長く暗い冬」が読みたくて借りた。が、「怖い」かどうかは人によって違うかもしれない。ただ、オチまでのゾクゾクする感じは確実にあった(個人的には)。人によってはオチに怒る人もいるかも(笑。そんな作品群。 例えば『飼育のたのしみ』。アメリカ行きの船に乗っ...
超怖い短編として有名な(?)「長く暗い冬」が読みたくて借りた。が、「怖い」かどうかは人によって違うかもしれない。ただ、オチまでのゾクゾクする感じは確実にあった(個人的には)。人によってはオチに怒る人もいるかも(笑。そんな作品群。 例えば『飼育のたのしみ』。アメリカ行きの船に乗っている主人公。戦後間もない時代、彼は唯一の日本人だ。周囲の米人たちはしきりと主人公の体重の増減を気にし、気遣ってくれる。ある米人の話から「彼らは人肉を食すのでは?」「自分はいずれ食われてしまうのでは?」と疑心暗鬼に陥った主人公だったが、航海最終日に起きたことは……。なんというかホラーなオチを期待していると肩透かしを喰らう感じ。 ところ『暗く長い冬』、これは期待通り本当に怖かった。オチにゾッとするのはもちろんなんだけど、それまでの異国の冬の重く垂れ込める雲とかの陰鬱な描写がたまらなくいい
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※このレビューにはネタバレを含みます
「長い暗い冬」以下、よく見かける話がいくつか入ってました。再読するにもオチまで忘れてなくて・・・ 曽野綾子、もろ好みではないですが、なぜか忘れさせてれない話が多いよう。 今回の拾い物は「仏を攫う」。ラストでのけぞった〜 おとーさんおかーさんはたいせつにしよう。さすが日本財団。
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短編集。 一作一作がしっかり手応えがあります。 中でも「長い暗い冬」は最後の一行を読んで背中が一気に寒くなりました(ー'`ー;)
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