中央構造帯

内田康夫(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社/
• 発売年月日: 2002/10/10
• JAN: 9784062114424

商品レビュー

2022/02/11

このシリーズは好きだし、銀行系も好きなネタなんだけど、ちょっと無理があったかな？何分、主人公は、ルポライターであって刑事ではないから捜査や推理の論理立てが難しいですね。

2021/02/07

１００ページ以上読んでから浅見シリーズであることがわかりました。
内田さんの本は歴史や政治問題などをしっかり調べて書かれているので学ぶことも多い。今まで平将門が茨城の人って意識したことがなかったのでその点は新鮮でした。

ただ、終戦時のダメ上官と下士官の間の物語と首都移転問題＆銀行破綻といった時事問題を主軸にした話は詰め込み過ぎのように思いました。当時首都移転先の有力候補地だった茨城県南西部の英雄として将門さんを出してきたのだろうけれど、将門さんである必要性が弱かった。
将門の子孫かも知れないという三十路美人ヒロインの瞬間湯沸かし器みたいな性格も良くなくて、どうして彼女が立て続けに２人のハイスペック上司からプロポーズされるのかも理解不能でした。

2012/05/08

坂東市の図書館【地元掲載情報】：内田康夫：著「中央構造帯」　浅見光彦シリーズのひとつですが、これは銀行と将門伝説を織り交ぜた社会派ミステリー。読み込んでいきながらも、岩井市とか猿島町とか水海道、石下など地元の地名が続々でてくると坂東市民としては別の楽しみもでてきます。