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少年H(上) 講談社青い鳥文庫
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少年H(上) 講談社青い鳥文庫

妹尾河童(著者)

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少年H(上) 講談社青い鳥文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2002/06/25
JAN 9784061485907

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商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

戦争の全体像を知る本…

戦争の全体像を知る本はたくさんあるけれど、この本は個人の生活に密着して書かれている。戦争を知っている人が読むと共感できる部分が多いという。戦争を知らない人には、大きな戦争が小さな個人にどのような影響があったか、物理的・精神的の両方から身近に知ることができる。非常にためになる一冊だ...

戦争の全体像を知る本はたくさんあるけれど、この本は個人の生活に密着して書かれている。戦争を知っている人が読むと共感できる部分が多いという。戦争を知らない人には、大きな戦争が小さな個人にどのような影響があったか、物理的・精神的の両方から身近に知ることができる。非常にためになる一冊だと思う。

文庫OFF

2010/05/28

歴史の教科書を読むよ…

歴史の教科書を読むよりも戦争中の人々の生活がよくわかると思う。気楽で楽しい生活から、徐々に戦争一色へと変わっていく様子が少年の目を通して伝わってきた。

文庫OFF

2014/09/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

遊びに悪戯に忙しい少年Hの目線から描かれる戦争の話。 戦争の話というよりは、Hの思い出なのでしょうね。 でもその中にポツリポツリと現れる戦争の影に、今だから気づけます。 印象に残ったエピソードを2つ。 『オトコ姉ちゃん』…「兵隊に行きたくなかったオトコ姉ちゃんは、死ぬしかなかったんやなあ。戦争で弾に当たって死ぬより、自分で首吊って死ぬほうがよかったんか?」 優しくて、Hが酷い悪戯をしても変わらず遊んでくれたオトコ姉ちゃんに赤紙が来た。入隊せずに逃げたオトコ姉ちゃんの死んだ場所は営業停止したガソリンスタンドの汚い便所だった。 そのことを思うと、戦争に行きたくない人は、こんなに惨めに死ななければならないのか…と。大好きだったオトコ姉ちゃんの最後の姿を見たHもどれだけショックだったのだろうと思います。 『軍事機密』…「いよいよ二宮金次郎さんの銅像も出征することになりました。銅像は敵を撃つための大砲の弾になるのです」 毎日見ていた二宮金次郎が戦争に連れていかれる。 それも”出征”という言葉を使われているのが、怖い。 ”祝・出征、二宮金次郎君”と書かれたタスキをかけられ、銅像すらも戦争に行くことを喜ばさせられるなんて…だんだんおかしなことが増えてきている。 これが戦争のせい。

Posted by ブクログ

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