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21世紀の絶対温度 科学者の眼から見た現代の病巣の構図
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ホーム社/集英社 |
発売年月日 | 2002/04/05 |
JAN | 9784834250640 |
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
(2015.11.15読了)(2003.06.07購入) 副題「科学者の眼から見た現代の病巣の構図」 【ノーベル物理学賞】 副題からすると、現代社会に対する評論のように思われます。専門ばかに見えるのに、社会評論までやるようになったのかな、と期待して読み始めたのですが。 第一章は、...
(2015.11.15読了)(2003.06.07購入) 副題「科学者の眼から見た現代の病巣の構図」 【ノーベル物理学賞】 副題からすると、現代社会に対する評論のように思われます。専門ばかに見えるのに、社会評論までやるようになったのかな、と期待して読み始めたのですが。 第一章は、9.11の同時多発テロについて書いているので、副題に沿っているようです。著者がアメリカに住み始めた時期なので、アメリカで体験したのかと思いきや、講演のために日本に帰国していたようです。残念でした。 第二章から第四章は、1999年まで務めていた日亜化学工業での仕事の内容と、会社を辞めてアメリカに渡った後、日亜化学との秘密保持契約にサインしなかったら、裁判に訴えられたので、逆に、特許の報奨金を請求する訴訟を起こしたいきさつが書いてあります。 所々に、エントロピーの法則が援用されているのですが、趣旨が不明です。私の理解力不足でしょうけれど。 【目次】 第一章 衝撃だった同時多発テロ 第二章 一度くらいキレてみろ 第三章 米国での生活に波瀾が起きた 第四章 研究環境のために立ち上がる 第五章 限りなく多い日本の課題 第六章 エネルギー的に不安定な日本 第七章 エントロピー理論を乗り越えて ●一流大学(30頁) 日本社会は長い間、「一流大学に入ってしまえば、あとの人生はバラ色だ」という空しい幻想を若い人間に植えつけてきた。これは犯罪にも等しい行為だ。 ●裁判(42頁) 米国では私を裁判に引きずり出すことのできる日亜化学も、日本では私を訴えることができない。逆に、私は米国で日亜化学に対して異議を唱えることができないが、日本では法廷の場に出て自分の主張を堂々と繰り広げることができる。 なぜならば、日本の法律に秘密保持違反に関する明確な法規はないし、米国には発明者を保護する明確な特許法もない。日亜化学が米国で私を訴えている理由は、秘密保持違反容疑、つまりトレードシークレットに関するものであるし、私の日本における告訴理由は、日亜化学における私の発明特許への正当な報酬の要求だからだ。 ●米国(57頁) 「世界中で自分の国にいたがる国民は珍しい。世界のほとんどの国の人間は、たいてい米国に行きたがる。たとえ米国留学しても、自国へ帰りたがるのは日本人と韓国人くらいだろう」 ●提訴(97頁) 私は、日亜化学側に二十億円の支払い(一部請求)と特許権の帰属を求め、日本の東京地方裁判所に提訴することにした。2001年8月23日のことである。 ●独占(101頁) 日亜化学による技術の独占は、半導体メーカーの市場参入を不可能にしているだけではない。たとえば、街角に立っている交通信号機が全てLEDに変われば、電球式に比べ、電気代もメンテナンス代も飛躍的に低くなる。電気代は約二分の一になるし、切れる前に交換しなければならない電球式に比べ、LEDは半永久的に使えるのだ。 ●訴訟費用(104頁) 損害賠償を請求する場合、訴訟金額に応じて訴状に収入印紙を貼るのだが、これがまたバカに高い。私の場合、一部請求二十億円だが、印紙代はなんと五百万円。仮に百億円請求したら、二千五百万円かかることになる。 ●科学者(120頁) 保証がなければなにもしないというのは、研究者、科学者にとっては致命的だ。無から有を生み出し、わからないことをわかるようにし、限界を超えて挑戦するのが科学にたずさわる者の義務なのだから。 ☆関連図書(既読) 「考える力やり抜く力私の方法」中村修二著、三笠書房、2001.02.25 「怒りのブレイクスルー」中村修二著、ホーム社、2001.04.10 「好きなことだけやればいい」中村修二著、バジリコ、2002.04.04 「負けてたまるか!」中村修二著、朝日選書、2004.03.25 (2015年11月18日・記) (「BOOK」データベースより)amazon まず科学者から立ち上がれ。「エントロピー増大の法則」で、米国の同時多発テロを考察した注目の科学者・中村修二教授が病める「日本」の現状を憂えて放つ批判と提言と再生の書。
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筆者はLEDの開発で日亜化学と戦っているという印象しかなかった。 私も自分のポリシーと貫けるような人になりたいものだ。
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