ぐりとぐらのあいうえお 日本傑作絵本シリーズ

なかがわりえこ(著者), 山脇百合子

• 販売会社／発売会社: 福音館書店/
• 発売年月日: 2002/02/08
• JAN: 9784834017953

商品レビュー

2025/11/21

ぐりとぐら好きだから手に取ったけど、思ったより良い。
あいうえおの絵本かと思ったら、詩みたいになってる。『かめさん きつねくん くまどん』『け』が『けむしちゃん』って、この並べ方って、もしかして作り手が「子どもにどう響くか」をめっちゃ考えてるんだ。
手のひらサイズで、子どもが自分でバッグに入れたくなる大きさ。そういう細部の設計まで含めて、「この本、どう読まれたいのか」が見える。
繰り返し読む子と全く興味ない子がいるらしいけど、どっちにしても「無理に教える本」ではないっていう感覚が、親としては楽だった。ただ存在するだけで、子どもが勝手に言葉に親しむ。そういう本もあるんだなってこと。

2024/12/14

ぐりとぐらがあいうえお作文。
あ行、か行…と続いていく。
手のひらサイズの超小型絵本。

【ママ評価】★★★
ぐりとぐららしいのんびりと穏やかな文。
詩のようで心地良い。
あいうえお作文が上手で素敵な文もあるけど、物を列挙するだけ文もあったのが気になった。
でもぐりとぐらだから許される感じがする。

【息子評価】★★★
登場する物にところどころ反応していた。
あいうえお作文を全然理解していないので、ただただ読んでいた感じ。
3歳1ヶ月

2022/10/07

山脇百合子さんの訃報を聞いて、なつかしい絵本をあれこれ出してきて読み返している。
この小さい本は、娘たちが幼い頃のおでかけのおともだった。楽しく調子のよい言葉とかわいい挿絵。この絵本やぐりとぐらかるた（それもまた娘たちは諳んじるほど遊んだ）で文字を覚えたといっていい。