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みみお
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みみお

鴻池朋子(著者), スタイナー翻訳ビューロー(訳者)

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みみお

3,135

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青幻舎
発売年月日 2001/11/01
JAN 9784916094520

みみお

¥3,135

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2014/04/21

作者は、現代美術家の鴻池朋子。“みみお”は、アニメーションや立体など彼女の作品に度々登場するモチーフです。鉛筆画と詩的な言葉で展開するストーリーに、ざわざわと五感が刺激されます。顔も、口もないみみおの旅を通して感じる自然や四季の移ろいを ぜひ体感してみてください。

Posted by ブクログ

2011/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原画そのままの大きさなんだねー。 意識と無意識とかかわいいものと恐ろしいものとかが一つの絵や文のなかで綯い交ぜになっていて、なんかゾクゾク来ます。 娘はまったく平気みたいで、寝る前に読んでくれとせがまれます。 空から雪がイヤってほど降ってくる場面には、雪国出身者の説得力を感じる。 しかし雪が風に煽られてうねっている様子を見ていると、同じ秋田でも沿岸部の人だなあと思います。 (自分用メモ) ・みみおのあれは耳なのか手なのか? あれってあれですよ、本体部分の両サイドに突き出ている、ウサギの垂れ耳のようなぬいぐるみの腕のような部分ですよ。 ・鴻池さんは時代小説とかに出てくる財閥の鴻池家と関係があるのか? と聞かれたことがありますが違いますよね…違いますよね

Posted by ブクログ

2011/02/27

目、鼻、耳、舌、皮膚を持たない毛糸玉のような化け物が、四季を辿って五感に目覚めるような話。 物語はどうでもいいのだが、僕は澁澤ドラコニア「狐媚忌」でも使われていたこの鴻池朋子の絵がとても好きで、本来鉛筆画にはあまり興味がないけれど、どうしてもその鉛筆で仕上げられた正確な意外性に...

目、鼻、耳、舌、皮膚を持たない毛糸玉のような化け物が、四季を辿って五感に目覚めるような話。 物語はどうでもいいのだが、僕は澁澤ドラコニア「狐媚忌」でも使われていたこの鴻池朋子の絵がとても好きで、本来鉛筆画にはあまり興味がないけれど、どうしてもその鉛筆で仕上げられた正確な意外性に心奪われてしまう。 鉛の色で描かれる毛糸玉に、柔軟剤を入れて洗ったかのような弾力性に富む軽やかさがある。 多分良い匂いもする。 それってすごい。

Posted by ブクログ

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