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抱け、そして撃て 講談社文庫
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抱け、そして撃て 講談社文庫

勝目梓(著者)

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抱け、そして撃て 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1994/10/15
JAN 9784061857803

抱け、そして撃て

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2013/05/27
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4年前まで殺し屋を稼業にしており、現在はバー「鬼の部屋」を経営している鬼頭克行が、何者かの襲撃を受けるところから、物語は始まります。殺し屋だった頃に彼が引き受けた事件の関係者の仕業に違いないと確信した鬼頭は、彼に仕事を仲介していた松永敏恵という39歳の女と連絡を取ります。 そして鬼頭は、再会した敏恵と身体を重ねながら、彼女からの情報をもとに犯人の正体を探り、ついに実行犯である3人の男女を探し当てます。鬼頭は彼らを拉致し、敏恵の別荘の地下室に監禁して、彼らに鬼頭の殺害を依頼した浅原雄二という男の名前と居場所を聞き出します。 浅原と接触しようとする鬼頭ですが、彼自身が何者かに捕らえられてしまいます。彼を捕らえた男たちは、浅原の背後にいるフィリピンのマルコス政権派のグループと対立関係にあるグループでした。彼らは鬼頭に、浅原・マルコス派と戦うために協力を持ちかけます。 男たちはスペイン系の美女を鬼頭に抱かせて彼を籠絡します。鬼頭は彼らの依頼を受け入れ、かつて彼が携わった犯行について告白しますが、男たちは用済みになった鬼頭を殺害しようとします。彼らの襲撃から逃れた鬼頭は、敏恵のもとを訪れ、そこで彼女から事件の全貌を知る手がかりとなる事実を知らされることになります。 勝目梓らしい官能バイオレンス小説です。ただ、事件の背後にフィリピンの政治闘争が絡んでいるという構想は、やや大風呂敷に感じてしまいました。

Posted by ブクログ

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