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高柳重信 蝸牛俳句文庫13
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高柳重信 蝸牛俳句文庫13

夏目番矢(著者)

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高柳重信 蝸牛俳句文庫13

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 蝸牛社/
発売年月日 1994/10/08
JAN 9784876612420

高柳重信

¥550

商品レビュー

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2021/10/29

前衛俳句の第一人者である高柳重信の代表句を収める。選者は弟子の夏石番矢。 高柳重信のことは塚本邦雄経由で知ったが、こうしてまとまった作品群を見ると、前衛俳句と前衛短歌はびっくりするほど接近していたのだなと(三十一文字の"俳句"というのまである)。特に塚本と...

前衛俳句の第一人者である高柳重信の代表句を収める。選者は弟子の夏石番矢。 高柳重信のことは塚本邦雄経由で知ったが、こうしてまとまった作品群を見ると、前衛俳句と前衛短歌はびっくりするほど接近していたのだなと(三十一文字の"俳句"というのまである)。特に塚本と高柳はゴシック的な世界観が共通しているから響き合うものがあったのだろう。 記紀や軍艦をモチーフにした後期の作風は全くの初見だったが、たとえば塚本の『日本人霊歌』などに比べて皮肉なのか憧憬なのかわかりかね、複雑な心持ちになった。 「月光」旅館 開けても開けてもドアがある やはりこの句の切り絵のような、江戸川乱歩作品の挿絵のような夜の印象が好きだ。

Posted by ブクログ