1,800円以上の注文で送料無料

愛はあまりにも若く プシュケーとその姉
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

愛はあまりにも若く プシュケーとその姉

C.S.ルイス(著者), 中村妙子(訳者)

追加する に追加する

愛はあまりにも若く プシュケーとその姉

定価 ¥3,080

1,815 定価より1,265円(41%)おトク

獲得ポイント16P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

10/3(木)~10/8(火)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房/
発売年月日 1994/04/09
JAN 9784622011286

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

10/3(木)~10/8(火)

愛はあまりにも若く

¥1,815

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2011/11/17

  ファンタジー文学界の超ビッグネーム、C.S.ルイスその人の作品、にしては、超マイナーなこの作品。   では、知名度の低さは、作品の質の低さか、というと、とんでもない。ストーリーテリングの巧みさといい、思索の深さといい、目からうろこのセンスオブワンダーの要素まで盛り込んだ素晴ら...

  ファンタジー文学界の超ビッグネーム、C.S.ルイスその人の作品、にしては、超マイナーなこの作品。   では、知名度の低さは、作品の質の低さか、というと、とんでもない。ストーリーテリングの巧みさといい、思索の深さといい、目からうろこのセンスオブワンダーの要素まで盛り込んだ素晴らしいもので、たいがいの本の読み手ならば、ナルニアよりもこちらに軍配を上げるのではないか、と思うほどのものです。 だまされたと思って、如何でしょうか。 ちなみに、私の中では、ここ20年 ずーっと、オールタイムベスト(自分版)のトップ10

Posted by ブクログ

2009/01/18

本来、神々とはこうあるべきと思える姿がこの作品の中にあった。 美しい神話の本。 人間の愛情とは訳が違う。 オリュアルとレディヴァルとイストラは、シュニット川の左岸に都を持つグローム国の王の3人の王女。 オリュアルは醜く、それとは対照的に、イストラは生まれた時からまるで女神のよう...

本来、神々とはこうあるべきと思える姿がこの作品の中にあった。 美しい神話の本。 人間の愛情とは訳が違う。 オリュアルとレディヴァルとイストラは、シュニット川の左岸に都を持つグローム国の王の3人の王女。 オリュアルは醜く、それとは対照的に、イストラは生まれた時からまるで女神のような美しさ。 オリュアルはイストラをこよなく愛し、彼女の世話に心血を注ぐ。 だがそのあまりの美しさが災いして、イストラは灰色の山の神に献げられることになる。 オリュアルはその晩年、灰色の山の神を糾弾するために、巻物にその時の出来事を逐一書き記し始める。 アプレイウスの「黄金のろば」の中のキューピッドとプシュケーのエピソードを使って、C.S.ルイス(ナルニア国物語の作者)が描き出した物語。 このエピソードは、エロール・ル・カインの絵本「キューピッドとプシケー」でも独立して取り上げられていたし、 ギリシャ神話の本には大抵入ってるのではないかと思う。 プシュケーのあまりの美しさに人々がアフロディーテのことをないがしろにするようになって、女神を怒らせてしまうという物語。 この物語の舞台となるグロームの国の人々はアフロディーテに当たるウンギットという神を信仰していて、 その息子に当たる灰色の山の神がキューピッド。そして王家の末娘イストラの名をギリシャ語にするとプシュケー。

Posted by ブクログ

2008/08/07

一番好きな本。 たぶん、一生変わらない。 愛はあまりにも若くその意味を知らない、ということ。 原題Till We have facesにあるように、自分の愛の形についてはっきりと自己認識するまでには、長い時間がかかるし、物事の本質は見えないのかもしれない。 愛には、affec...

一番好きな本。 たぶん、一生変わらない。 愛はあまりにも若くその意味を知らない、ということ。 原題Till We have facesにあるように、自分の愛の形についてはっきりと自己認識するまでには、長い時間がかかるし、物事の本質は見えないのかもしれない。 愛には、affection、友情、異性への愛、自己犠牲の愛、の4つの形があって、それぞれ常に同情や自己愛と間違えやすい。 その間違えから、傲慢や偽善の方へいく。 醜い顔をベールで隠して生きるオリュアルの姿は、それを暗喩している気がする。 Foxはギリシャ哲学者で、たぶん理性や頭で考えることを擬人化された人物。 でも、彼のように善人で理性が正しく働く人でも、顔を持つまでは、本質に辿り着かないことがあるのかも。 でも、ある程度の救いにはなる。 プシュケーの美しさは、従順さと信じる強さと自己犠牲の愛からくる美しさで、普遍的で永遠。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品