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すべての子供たちに ボリス・ヴィアン詩集
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すべての子供たちに ボリス・ヴィアン詩集

永滝達治(訳者), ボリスヴィアン, ミッシェルグランジェ

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すべての子供たちに ボリス・ヴィアン詩集

定価 ¥1,922

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 マガジンハウス/
発売年月日 1994/06/09
JAN 9784838704088

すべての子供たちに

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商品レビュー

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2011/12/06

ボリス・ヴィアンの詩とミッシェル・グランジェの絵。両者を結託させたのは訳者である永瀧達治氏。訳者あとがきで、自らのこの所業を自慢気に語ります。お茶目なのです。 と訳知り顔をしてゐますが、ミッシェル・グランジェといふ人は知りませんでした。 なんだか、エキセントリックといふか、苛立ち...

ボリス・ヴィアンの詩とミッシェル・グランジェの絵。両者を結託させたのは訳者である永瀧達治氏。訳者あとがきで、自らのこの所業を自慢気に語ります。お茶目なのです。 と訳知り顔をしてゐますが、ミッシェル・グランジェといふ人は知りませんでした。 なんだか、エキセントリックといふか、苛立ちを隠せないやうな作風。必ず球体(地球)が登場します。 グランジェとヴィアン、二人の共通点はあまり感じられませんが、それが良いのかもしれません。 死神に向つて「君は何と辛抱が足りないことか」と詰め寄るボリス・ヴィアンには、無上の優しさを感じます。同時に諧謔精神、厭世観が適当に混つてゐます。JAZZYであります。 彼の、訳の分からない小説に比して、この詩集では真にストレートに挑発してゐます。 例へば『北京の秋』を読んで(あるいは通読できずに)、ボリス・ヴィアンから離れた人がゐましたら、本書を読んで、もう少し彼にお付き合ひください、とつぶやきたくなるのです。 http://genjigawakusin.blog10.fc2.com/blog-entry-234.html

Posted by ブクログ

2008/09/14

『日々の泡』の雰囲気を期待して読んだんですが、ちょっと違いました。 が、「僕はくたばりたくない」の切なさには何となく『日々の泡』に通じる所が。 タイトルからはちょっとクサくて説教じみたものを想像してしまいますが、 そんな事は無く全篇ヴィアン節です。 0914-0915 ////...

『日々の泡』の雰囲気を期待して読んだんですが、ちょっと違いました。 が、「僕はくたばりたくない」の切なさには何となく『日々の泡』に通じる所が。 タイトルからはちょっとクサくて説教じみたものを想像してしまいますが、 そんな事は無く全篇ヴィアン節です。 0914-0915 ///// ヴィアンは歌う。男に捨てられた田舎娘や夢ばかり見ている男を、辛抱の足りない死神と囚われた名もなき兵士を、淋しい娼婦や政治家を目ざす海賊を、そして大砲の安売屋を…。挑発と怒り、そして限りない優しさ。天才詩人とパリの人気アーティストが共演する魅力の詩集。 僕はくたばりたくない 使いきらないうちには 彼女の唇と僕の唇を 彼女の体と僕の手を

Posted by ブクログ

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