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山椒魚戦争 地球人ライブラリー008
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山椒魚戦争 地球人ライブラリー008

カレル・チャペック(著者), 小林恭二(訳者), 大森望(訳者)

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山椒魚戦争 地球人ライブラリー008

定価 ¥1,602

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1994/11/20
JAN 9784092510081

山椒魚戦争

¥990

商品レビュー

4.5

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みんなの感想まとめ
  • ディストピア社会批評
  • 滑稽な戦争描写
  • 暖かい人類観
  • 歴史的視点の重要性
  • 明るい皮肉の世界
  • 予想外の結末体験
  • 文明発展の影響
  • 国際情勢の風刺
  • 作品を超えた魅力
  • 新たな視点の発見

ディストピアの世界を描きながらも、暗さや重苦しさを感じさせない独特の魅力が漂う作品です。作者の皮肉が効いた描写は、滑稽さや明るさを生み出し、人類に対する暖かいまなざしが感じられます。文明の発展や国際情勢に対する鋭い批評が織り込まれ、最終章では思わず驚かされる展開が待っています。著者の他の作品に対する印象を覆す一冊であり、特に歴史的背景を知った上で読むと、より深い理解と楽しみを得られるでしょう。読者は、この作品を通じて新たな視点を持ち、著者の魅力に引き込まれること間違いなしです。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/08/27

直前に読んだ戯曲、『RUR ロボット』も『白疫病』も面白かったが、それ以上に面白い作品。完全訳では無いが、逆にテンポ良く読めた。古典的SFであるが、ある意味、SFの全てがここにある。簡単に言うと偶然発見された山椒魚の中に知能を持つものが出てきて地球から人類を放逐する、いやしかける...

直前に読んだ戯曲、『RUR ロボット』も『白疫病』も面白かったが、それ以上に面白い作品。完全訳では無いが、逆にテンポ良く読めた。古典的SFであるが、ある意味、SFの全てがここにある。簡単に言うと偶然発見された山椒魚の中に知能を持つものが出てきて地球から人類を放逐する、いやしかける、そして内ゲバが始まる、かもしれない物語だ(笑)。何のこっちゃと思われたら、先ずはお読みください。この「評価と感想」は個人的備忘録なので自分に分かればイイというスタンスです。 しかし『ロボット』もそうだが、人間の都合で人間以外の存在(それは山椒魚のような生物であったり、ロボットのようなマシンであったり、魑魅魍魎みたいなものだったり、要するに人間以外であれば何でも)が発見、発明される。人間は彼らを自分たちの労働に都合よく使う。人間が労働を忘れてこの世の春を謳歌しているうちに彼らに意識が芽生える。そしてある時、従順だった彼らは突然反抗する。労働代行の報いといえばそれまでか。ファシズムに対する批判という部分もある。元ペンキ屋のちょび髭らしき人物もちらっと出て来る。しかし、それだけでは無く、私たち人間が他人任せ、いや他の生物、他のマシン、今ならAI任せにしていると最後は、と考えるべきだろう。 例によって面白かったところを転記しておく。 『‥〈山椒魚時代〉を謳歌する人類は、もはや芸術や哲学にかまける時間などなかった。この大いなる変革の時代にあっては大量生産こそが善なのである。』 『‥「だろうな。しかし裏で糸を引いてるのはアメリカだ。だから天皇としては、黄河に日本の山椒魚を送り込みたいってわけだ。』チャペック、意外と日本については悪く書いていない。東洋の小国にシンパシーがあったのかもしれない。 『悲壮な雰囲気の中で、新たな提案が出た。中国中部の陥没を認めるかわり、ヨーロッパおよびその植民地の海岸線には永久に手を出さないという確約をとりつけることはできないか?』こら、欧米人はいつもこうだ。アジア、アフリカ、中東は人間だと思って無いんだ。 最後は、この本の解説にあった文章。 『難しい顔をして政府に抗議したり、誰かを攻撃したりするより、ユーモアをまじえながら現状をありのままに語る方が、ときとしてより勇気が必要なことなのです』 うーん、それで済んでいた時代はすでに終わったと思う。残念ながら。

Posted by ブクログ

2017/12/28

WW2直前,カレル・チャペックの作品. ディストピア小説なのに,人類を見るまなざしが暖かい. RUR同様に,絶望の先の未来があるように感じられる. 人類の文化・文明の発展の歴史を示しつつ, 文明の発展,経済,国際情勢の皮肉を示しつつ, 最終章が「えっ!?」そうくるの?という展開...

WW2直前,カレル・チャペックの作品. ディストピア小説なのに,人類を見るまなざしが暖かい. RUR同様に,絶望の先の未来があるように感じられる. 人類の文化・文明の発展の歴史を示しつつ, 文明の発展,経済,国際情勢の皮肉を示しつつ, 最終章が「えっ!?」そうくるの?という展開.

Posted by ブクログ

2012/07/05

子犬のイメージが強くて、ゆるかわいい童話作家だとばかり思っていたチャペックだけど、知人がお寺の住職からおすすめされたというこの本を読んで、それが完全な思い込みだったことが分かった。ナチスドイツ批判が込められている話だと知ってから読んだので、余計に面白かった。一気にチャペックファン...

子犬のイメージが強くて、ゆるかわいい童話作家だとばかり思っていたチャペックだけど、知人がお寺の住職からおすすめされたというこの本を読んで、それが完全な思い込みだったことが分かった。ナチスドイツ批判が込められている話だと知ってから読んだので、余計に面白かった。一気にチャペックファンになった作品。次はロボットを読もうと思う。

Posted by ブクログ

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