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銀行検査部25時 講談社文庫

高任和夫(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1994/02/15
JAN 9784061855984

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2016/08/18

不良債権を抱えこまないように、融資先の経理内容をチェックする銀行検査部。そこへ同期入行の親友が、背任横領の疑いで査問委員会にかけられた。しかも検査部主任の自分が作成した資料で・・・。重苦しい沈黙が流れる。まさか身内からとは。思わぬ陥穽におちこんだサラリーマンの心の葛藤を活写する。...

不良債権を抱えこまないように、融資先の経理内容をチェックする銀行検査部。そこへ同期入行の親友が、背任横領の疑いで査問委員会にかけられた。しかも検査部主任の自分が作成した資料で・・・。重苦しい沈黙が流れる。まさか身内からとは。思わぬ陥穽におちこんだサラリーマンの心の葛藤を活写する。(親本は1990年刊、1994年文庫化) ・査問委員会 ・疑惑 ・圭子という女 ・父と息子 ・破産宣告 ・真相 ・絆 ・ブラック・メール ・企業弁護士 ・追求 ・再会 ・辞表 本書のカバーにあるあらすじは、前述の通りであるが、その内容は正確さを欠く。果たして内容を理解しているのか疑念が生じる程だ。主人公は検査部の主任検査役であり部長、副部長に次ぐ地位にある。これを検査部主任とは言えまい。融資先の経理内容をチェックする銀行検査部とあるが、むしろ銀行の内部けん制を図る監査部署という感じがする。背任横領の疑いで査問委員会にかけられたとあるが、融資の焦げ付きについて、査問委員会で責任を検討されているに過ぎない。 久しぶりに読み返してみると、初読時には、気が付かなかった面白さに気づく。2作目の小説であるが、仕事への醒めたスタンスや登場人物の人間関係など、その後の高任小説に通ずるものがある。逆に以降の作品と異なるのは、主人公は出世を諦めているものの、仕事に対する意欲を失っていない(あるいは事件を通して意欲を回復している)ことにある。執筆されたタイミングの問題はあるかも知れないが、その差異は興味深い。本書の主人公が40代半ばということもあるのだろうか。

Posted by ブクログ

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