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永遠のフィレーナ(8) 海の狼 アニメージュ文庫
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永遠のフィレーナ(8) 海の狼 アニメージュ文庫

首藤剛志【作】, 高田明美【絵】

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永遠のフィレーナ(8) 海の狼 アニメージュ文庫

定価 ¥448

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/
発売年月日 1993/10/31
JAN 9784199000010

永遠のフィレーナ(8)

¥385

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2023/08/07

帝国首都が新爆弾によって自らを壊滅させるなか、海上のフィレーナは凍結したフィロセラ艦隊の復活を急いでいた。 優秀種を狙い撃ちする新爆弾の炸裂によって大混乱に陥る帝国首都。脱出したネストたちは「狼のフィレーナ」に合流し、フィレーナの帰還を待つことに。いっぽうフィレーナたちと北の民...

帝国首都が新爆弾によって自らを壊滅させるなか、海上のフィレーナは凍結したフィロセラ艦隊の復活を急いでいた。 優秀種を狙い撃ちする新爆弾の炸裂によって大混乱に陥る帝国首都。脱出したネストたちは「狼のフィレーナ」に合流し、フィレーナの帰還を待つことに。いっぽうフィレーナたちと北の民は氷の島で海上を南下しつつ、フィロセラの残した遺産である凍結艦隊の解凍法を探る。 船の解凍方法を見つけるという謎解きが見どころとなる第2章。ここではさらに、フィラーレを通して、文明の中で文化的生活をして生きることと、自然と調和して生きることの対比が示され、本作のテーマをピンポイントで抽出する。また恋愛や結婚、育児についての話題もあがり、若い女性であるフィレーナやリラを悩ませる。この章は物語全体の流れからはいったんそれているようで実は本作のテーマを最も色濃く議論しているところかもしれない。 「狼のフィレーナ」軍ではネストとバンニルという魅力あるオジサンたちの邂逅が楽しい。傷心のまま無茶な生き方を続けたラズルの顛末も面白いところだ。 すでに、帝国を倒して滅ぼされたフィロセラを復興……とかいう物語ではなくなっている現時点。人類そのものが生き延びるか否か。フィレーナと北の民は希望を求めて海の果てドラコニア大陸を目指すが……。新たな衝撃の事実と帝国軍の動きによって、いよいよ決戦が迫るラスト。盛り上がってまいりました、というところで終わるのが良き。 ♪勉強はしないよりも しておいたほうがいいわ なんてフレーズをここで目にするとは思わなんだ(笑)。

Posted by ブクログ

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