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ムッシュウ・寺山修司 ちくま文庫
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ムッシュウ・寺山修司 ちくま文庫

九条今日子【著】

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ムッシュウ・寺山修司 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1993/02/24
JAN 9784480026934

ムッシュウ・寺山修司

¥220

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

寺山修司の元妻が書く…

寺山修司の元妻が書く、寺山にまつわる思い出。身近な視線で語られた内容で、「そうだったのか」と思わされます。

文庫OFF

2022/02/13

寺山修司とは何者だったのか?その解はあまりにも多くて、到底、これ!という答えは無さそうに思える。彼のパートナー(死後は彼の母のそれ)として私生活と演劇との側面から長い時を共にした九條今日子さん。彼女から見た彼の素顔を描写する数々の興味深いエピソードが綴られていて一気に読み切った。...

寺山修司とは何者だったのか?その解はあまりにも多くて、到底、これ!という答えは無さそうに思える。彼のパートナー(死後は彼の母のそれ)として私生活と演劇との側面から長い時を共にした九條今日子さん。彼女から見た彼の素顔を描写する数々の興味深いエピソードが綴られていて一気に読み切った。素顔が垣間見えたのか、仮面を被ったままであったのか。そんな事をぼんやりと考えている。

Posted by ブクログ

2011/09/29

寺山修司の略歴は知っていたのですが実際どんな方だったのかなあ、と思い伝記のような物を読んでみようかな、と借りてみました。元奥さんで劇団も一緒に経営されていた方の本です。 それにしても寺山修司の作品は何か引きつけられるものがありますね。私が最初に読んだのは「書を捨てよ町へ出よう...

寺山修司の略歴は知っていたのですが実際どんな方だったのかなあ、と思い伝記のような物を読んでみようかな、と借りてみました。元奥さんで劇団も一緒に経営されていた方の本です。 それにしても寺山修司の作品は何か引きつけられるものがありますね。私が最初に読んだのは「書を捨てよ町へ出よう」だったのですが読んだ時既に社会人で良かったな、とつくづく思いました。これを思春期の多感な頃に読んでいたらこの人の世界観にドハマりしただろうな、と。この本を読んで力石徹のお葬式とか昔社会現象になったと言う出来事に寺山修司や天井桟敷の存在があったんだなあと初めて知りました。 著書を全て読んだわけではないのですが寺山修司は好きな作家です。そのうち短歌や作品をきちんと読んでみたい。 母親と幼少時から別れて暮らしていたことや若いころの入院生活。寺山修司の作品にはそんなさみしさがにじみ出ていて人を引き付けるのかなあなんて思いました。それにしても壮絶なお母様ですね。ですが反対に考えてみればようやく息子と近くに暮らせるようになったら息子が大病して、一緒に暮らしだした途端、数年で結婚してしまう。それはさみしかった事だろうと思います。でも最後は元嫁さんに面倒を見てもらい、実の娘みたいだとまで言ってもらえたのだから九條さんという方の献身は伊達ではなかったのだろうな、と思いました。

Posted by ブクログ

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