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東京日記 リチャード・ブローティガン詩集
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 思潮社 |
発売年月日 | 1992/09/01 |
JAN | 9784783724261 |
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東京日記
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1976年、ブローティガンが日本に滞在した7週間のうちに書いた詩を日記のように並べた詩集。 まえがきが名文。ミッドウェー海戦で亡くなった叔父を持ち、〈西洋によって馴致されるべき東洋〉のイメージに浸りきっていた少年が、その強い刷り込みこそが戦争の害なのだと気付くまでを淡々と語る...
1976年、ブローティガンが日本に滞在した7週間のうちに書いた詩を日記のように並べた詩集。 まえがきが名文。ミッドウェー海戦で亡くなった叔父を持ち、〈西洋によって馴致されるべき東洋〉のイメージに浸りきっていた少年が、その強い刷り込みこそが戦争の害なのだと気付くまでを淡々と語る。大人になると禅や俳句に惹かれ、遂に彼は日本へやってきた。 上記のような成立背景から紀行文のようなものを期待してしまうのだが、作品から漂うのは圧倒的な孤独感である。当然日本語は話せないのでコミュニケーションに困ることが多かったらしく、ホテルに籠りきりだったんだろうなという詩もポツポツある。 外にでても観光地には行かず(関西へ行った帰りの新幹線で友人と喧嘩したエピソードとかはある)、ひたすらうろうろしているだけなのだが、行くあてもなく東京をうろうろするときの気分がとてもよくわかる。私は東京に住んだことはないのだが、だからこそブローティガンが切り取った疎外感だったり、あるいは"東京を居心地よく感じることに対する薄っすらとした寂しさ"みたいなものに共感をおぼえた。 英語が堪能なタクシー運転手に「アメリカに行ったことは?」と質問して急に気まずくなっちゃう瞬間や、外国人だということが理由でレジ係から嫌悪されている気がするという皮膚感覚を、ブローティガンはスケッチする。経済成長期の日本っぽい光景ではあるけれど、ブローティガンは疎外感を抱きながらも、その人たちと孤独を分け合っていたんじゃないかと思う。みんなが孤独だということが共感を生む街が東京だとすれば、東京を歩くことはブローティガンを読むことに似ているのではないだろうか。
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【内容】 来日したブローティガンが日記のように書いた詩がそのまま詩集になった。あるいは全部含めてひとつの詩か。 【感想】 ボクが学生の頃ブローティガンが日本に来てたんや。知らんかった。 プリミティブな生の感覚をそのまま掴める感じ。 シイナ・タカコって誰や? まあ、誰でもいい...
【内容】 来日したブローティガンが日記のように書いた詩がそのまま詩集になった。あるいは全部含めてひとつの詩か。 【感想】 ボクが学生の頃ブローティガンが日本に来てたんや。知らんかった。 プリミティブな生の感覚をそのまま掴める感じ。 シイナ・タカコって誰や? まあ、誰でもいいか。実在であろうが実在しなかろうが、楽園の女神か異界の誘惑者って存在か。
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角田さんの小説に出てきたので。 日記みたく詩を書くの素敵だ。やってみたい。 ブローディガン、買ったまんま読んでないので読む。
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