かえるのおへそ ほうらい寺のおはなし 6 児童図書館・絵本の部屋手づくり絵本の本棚

なつめりちこ【文】, なぐらなちこ【絵】

• 販売会社／発売会社: 評論社/
• 発売年月日: 1992/07/30
• JAN: 9784566004221

商品レビュー

2012/07/12

図書館借本。
常々いけないことをすると『雷さまがおへそ取りにくるよ』と教えているのでこの本を読んでよりリアルになっていいかも。
文章のリズムも良。

2012/06/23

対象は「１年生」。
この絵本は、去年、一昨年と連続で１年生に読んであげています。

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あらすじは、山の中の池で暮らしているカエル達、
楽しく歌を歌っていたら、雷が鳴りました。
動物達は怖がってすぐに隠れたのですが
歌うのに夢中なカエル達は逃げも隠れもしません。
すると怒ったカミナリ様が、ゴロゴロ、ピカピカ、
ドドド、ドーン！！と、雷を落とします。

カエル達のおへそは、みーんなカミナリ様に取られてしまいました。
カミナリ様はカエルから取った「おへそ」を
ありとあらゆる料理に仕立てて食べてしまいます。
「おへそステーキ」「おへそサンド」
「フライドおへそ」「スパゲティーへそりたん」
見開きのページに描かれた「おへそ料理」の数々！

しかし、カミナリ様は「さすがに食べ飽きた」と
残った「おへそ」を雲の上から地上へ捨てます。
ところが・・カエル達は冬になって土の中で冬眠中。
帰る所が見付からない「おへそ」は、
「殻」を付けて、みんなタニシになってしまいました・・。

春になって冬眠から目覚めたカエルは、タニシが
自分たちの「おへそ」だとは気付かず、
「へそ返してケロケロ～」と鳴き続けます・・。

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おへそ料理を軽快に紹介する所では、子供達が
間違いなく大爆笑してくれます。
私も最初に見た時は大爆笑しました♪

本を読む前に「カエルって、おへそあったっけ？」
と問い掛けると、「あるよ！」という子、
「無い・・かも・・」と自信なさげに答える子、
「じゃあ、みんなはおへそ、ある？」と聞くと
「あるよー！人間だからー！！！」嬉しそうに
声を揃えて答えてくれます。

私の住んでいる所は田んぼも多く、夕方は
カエルの大合唱が聞こえたり、雷も多いので
とても身近な題材の絵本であり、子供達も
興味深く聞いてくれました。

絵は、細かい部分もあるため、読み終えてから
自分で読めるように教室に置ければベストだと思います。
それが無くても、読み聞かせだけで十分楽しめるとも思います♪