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黄色い蜃気楼
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 1992/09/25 |
JAN | 9784575231281 |
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黄色い蜃気楼
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商品レビュー
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「砂のクロニクル」と双璧をなす船戸氏の作品。昭和の香りがプンプンするハードボイルドである。まず、展開。核爆弾の設計図を南アフリカ共和国から盗み出した日本人の主人公が搭乗した飛行機が高度3万フィートで貨物室を爆破されカラハリ砂漠に墜落した。まぁ、ここまででも設定に突っ込みどころ満載...
「砂のクロニクル」と双璧をなす船戸氏の作品。昭和の香りがプンプンするハードボイルドである。まず、展開。核爆弾の設計図を南アフリカ共和国から盗み出した日本人の主人公が搭乗した飛行機が高度3万フィートで貨物室を爆破されカラハリ砂漠に墜落した。まぁ、ここまででも設定に突っ込みどころ満載だが、なんとこの墜落から奇跡的に生き延びるところから物語が始まるハードさなのである。しかも、設計図も主人公も怪我ひとつせずにこの窮地を脱し、同じく生き延びた日本人女性2人と南アフリカのスチュワーデスを連れて、カラハリ砂漠を横断という無稽ぶりを強引に進めていく強さ。当然敵対する勢力も豪華絢爛。同じく生存した殺し屋の兄弟やらナミビアで武力衝突している2つの勢力やら、そして主人公との複雑な縁のある雇われ日本人ら3人の南アフリカ共和国の追手が彼等を狙って砂漠の中をひたひたと追ってくる。緻密さと無縁の中でストーリーを成立させハードボイルドにブレンドできるのが、船戸氏なんだなと改めて実感させられる作品。
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イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387166983.html)
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