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ワープロが社会を変える 中公新書1040
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ワープロが社会を変える 中公新書1040

田中良太【著】

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ワープロが社会を変える 中公新書1040

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1991/09/25
JAN 9784121010407

ワープロが社会を変える

¥110

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2023/03/10

内容が今となってはやや古いが、手書きとワープロの決定的違いを書くと、ワープロは何度も推敲できるので、内容が読む都度によくなる、ということ。また、電子文字になるため、文字コードの羅列になり、検索ができること。これらの利点が丁寧に説明されている。 日本語変換の成立過程が面白かった。今...

内容が今となってはやや古いが、手書きとワープロの決定的違いを書くと、ワープロは何度も推敲できるので、内容が読む都度によくなる、ということ。また、電子文字になるため、文字コードの羅列になり、検索ができること。これらの利点が丁寧に説明されている。 日本語変換の成立過程が面白かった。今では標準的なローマ字入力だが、昔は親指シフトとかいろいろあった。 パソコン通信の黎明期の話を懐かしく読んでいた。 新聞社に端を発し、OL、障害者のコミュニケーション拡大など、ワープロが社会に与えたインパクトは計り知れない。 日本語入力などに興味ある方にオススメです。

Posted by ブクログ

2013/04/05

ワープロの事例は、非常に分かりやすく、 「ペーパーレス」時代がくることになるであろう。 「ペン」がいらないだけでは、 中間的人間の省略、「紙」がいらない。 東芝の研究所のシステム 「オン・ザ・テーブル」「アンダー・ザ・テーブル」 日本語自体のワープロへの困難性をどう見るのか ワ...

ワープロの事例は、非常に分かりやすく、 「ペーパーレス」時代がくることになるであろう。 「ペン」がいらないだけでは、 中間的人間の省略、「紙」がいらない。 東芝の研究所のシステム 「オン・ザ・テーブル」「アンダー・ザ・テーブル」 日本語自体のワープロへの困難性をどう見るのか ワープロ化への優位性は、 ①データベースとの連用 「切り抜き」いらない。 情報交換のスピードが効率的。 ②文章の推敲支援機能つき、悪文チェック機能つき 同音異義語の使い方が、適切であるか否か 代名詞が、何をさすかが明確であるか 接続詞の使い方が適切であるか 1センテンスが長すぎないか 漢字が多すぎる文章でないか 曖昧な、あるいは情緒的な語句が使われていないか タイプライターは、(ワープロは) 「経営者、管理者、スタッフの考える道具」 自己の構想を文書でまとめ、日常的思考をつづける。 「知的作業の生産性の落差」  日本の社会の意志決定方式の相違 欧米;トップダウン 日本;ボトムアップ「下がつくり、上にあがっていく。」 調整→根まわし(情報を持っていることが重要)→会社人間 「情緒的な対人関係。」が主体 これが、大企業衰退論の原因説。 「マネージメントの革新、管理職の意識・行動改革」 →トップの意志決定を「分有」させる。  新しい情報処理、意志決定に即した行動を心がける。 ①経営管理支援システム 一般経済指標、経済予測、事業状況、 売上げ・粗利、在庫、設備投資予算 予算策定支援機能 ②総合オフィスシステム;アラジン 通達、会議日程、特定の相手に報告、連絡、 スケジュール管理機能 ③LAN;メール、指示事項、 それに対応する応答、必要文書作成      パソコン有効利用「場面」 ①選挙参謀・・・「ハートⅡ」ディック社  政治情報産業 ②檀家管理 ③学校教育・・作文嫌いの解消法 ④障害者のコミュニケーション

Posted by ブクログ

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