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人喰い 徳間文庫
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人喰い 徳間文庫

笹沢左保【著】

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人喰い 徳間文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 1991/03/15
JAN 9784195692790

人喰い

¥220

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

変な事想像しないで下…

変な事想像しないで下さいね。ちゃんとした本格推理物で作者の初期の傑作です。晩年自分の作品を数多く改題していた作者でしたが、この作品は改題しませんでした。作者にとって大事な作品だったのでしょう。

文庫OFF

2010/11/25

第14回日本推理作家協会賞。(当時は日本探偵作家クラブ賞) 一流の火薬工業会社に勤める由記子が、社長の息子と失踪した。社長の息子は山奥で死体となって発見されたが、由記子はなかなか発見されない。火薬会社では経営陣と第一・第二組合の三者がいがみあっている中、社長夫婦が殺された(自殺し...

第14回日本推理作家協会賞。(当時は日本探偵作家クラブ賞) 一流の火薬工業会社に勤める由記子が、社長の息子と失踪した。社長の息子は山奥で死体となって発見されたが、由記子はなかなか発見されない。火薬会社では経営陣と第一・第二組合の三者がいがみあっている中、社長夫婦が殺された(自殺した?)。 由記子の妹で銀行員の佐紀子が、第一組合の組合長であり恋人の豊島と、事件解決の謎を探るが、消去法で犯人に当てはまらない人を消していって残ったのは…。 表題の「人喰い」は、最後に犯人が手記の中で登場させるキーワードだが、唐突すぎて表題としてはあまり向かない。ミステリーはすべて人を喰ったような話なんだし。

Posted by ブクログ

2010/10/01

花城佐紀子の姉・由記子が、遺言を残し恋人の本多昭一と失踪した。昭一は由記子の勤める会社の社長の息子で、折しも経営側と組合側の激烈な労働争議が続いていたため、二人の恋は許されぬものだった。二日後、山梨の昇仙峡で昭一の死体が発見された。警察の調べでは単独自殺か他殺ということだった。姉...

花城佐紀子の姉・由記子が、遺言を残し恋人の本多昭一と失踪した。昭一は由記子の勤める会社の社長の息子で、折しも経営側と組合側の激烈な労働争議が続いていたため、二人の恋は許されぬものだった。二日後、山梨の昇仙峡で昭一の死体が発見された。警察の調べでは単独自殺か他殺ということだった。姉はどこへ消えたのか?佐紀子は、姉の同僚でもある恋人の豊島と真相を追う。日本推理作家協会賞受賞作。

Posted by ブクログ

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