1,800円以上の注文で送料無料

小説 ゴジラvsキングギドラ ソノラマノベルス
  • 中古
  • 書籍
  • 新書
  • 1227-04-04

小説 ゴジラvsキングギドラ ソノラマノベルス

田中文雄【著】

追加する に追加する

小説 ゴジラvsキングギドラ ソノラマノベルス

定価 ¥801

220 定価より581円(72%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日ソノラマ/
発売年月日 1991/11/30
JAN 9784257010333

小説 ゴジラvsキングギドラ

¥220

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2013/08/31

1991年12月に公開された『ゴジラ』シリーズの第18作目であり、東宝創立60周年記念作品として製作された映画作品のノベライズ。 著者の田中文雄は1984年『さよならジュピター』、同年リメイク版『新ゴジラ』を手がけた東宝映画の元プロデューサー。退社後はSF作家となるも東宝在籍中に...

1991年12月に公開された『ゴジラ』シリーズの第18作目であり、東宝創立60周年記念作品として製作された映画作品のノベライズ。 著者の田中文雄は1984年『さよならジュピター』、同年リメイク版『新ゴジラ』を手がけた東宝映画の元プロデューサー。退社後はSF作家となるも東宝在籍中にゴジラ最大のライバル怪獣「キングギドラ」を扱った『地球最大の決戦』のリメイク化の基本構想を持っていた。 ストーリーは高度に発達した23世紀の未来世界においてもゴジラを倒すことが出来ず、なおも脅威に晒されていた。そこでタイムワープ技術を使って過去に戻り、ゴジラの誕生という「歴史」そのものを抹消して“ゴジラが存在しない世界”に書き換えるべくタイムトラベルして来た「未来人」の登場から始まり『ゴジラシリーズ』唯一の時空を扱ったSFテイストが色濃く反映されている。 映画版では監督の《演出センスと技量の無さ》、変更に変更を重ねた脚本から「タイムパラドックス(時間の逆行による時間軸を遡って過去の出来事を改変した結果、因果律に矛盾をきたす事象)」による過去と現在の話が噛み合わず、ストーリーの矛盾と破綻が随所で見られ(笑)ドラマとしてまったく成り立っていなかったが、本小説版では綿密な構成がなされてタイムパラドックスも上手に収束されており、むしろ傑作となっている。「映像化するならば監督の抜擢はしっかりしようね!」と訴えるかのような一作。っていうか、このプロットを素直に脚本化すればよかったと思う。しかし監督は他の人に交代しなきゃだめだけれどね。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す