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漱石俳句集 岩波文庫
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漱石俳句集 岩波文庫

夏目漱石(著者), 坪内稔典(編者)

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漱石俳句集 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1990/04/16
JAN 9784003190043

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商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

弟子の内田百閒が言っ…

弟子の内田百閒が言っている通り、漱石は俳人としても1流でした。

文庫OFF

2023/07/25

660 私の全体的に感じた印象ではオシャレな俳句が多いなと思った。キザな印象もあるし。276番の菫程小さき人に生まれたしこれは真性の天才だと思った。 漱石は生涯に約2600句の俳句を残したとのことだが、本書にはその約3分の1に当たる848句が収録されている。 8.わが恋は闇...

660 私の全体的に感じた印象ではオシャレな俳句が多いなと思った。キザな印象もあるし。276番の菫程小さき人に生まれたしこれは真性の天才だと思った。 漱石は生涯に約2600句の俳句を残したとのことだが、本書にはその約3分の1に当たる848句が収録されている。 8.わが恋は闇夜に似たる月夜かな 10.朝貌や咲たばかりの命哉 13.君逝きて浮世に花はなかりけり 17.骸骨やこれも美人のなれの果 21.聖人の生れ代りか桐の花 27.弦音にほたりと落る椿かな 30.風に乗つて軽くのし行く燕かな 110.陽炎の落ちつきかねて草の上 126.うつむいて膝にだきつく寒哉 128.凩に早鐘つくや増上寺 194.大空や霞の中の鯨波の声 224.反橋の小さく見ゆる芙蓉哉 232.月東君は今頃寐てゐるか 243.盛り崩す基石の音の夜寒し 258.どつしりと尻を据えたる南瓜かな 268.落ちさまに虻を伏せたる椿哉 276.菫ほどな小さき人に生れたし 287.角落ちて首傾けて奈良の鹿 292.濃かに弥生の雲の流れけり 294.魚は皆上らんとして春の川 314.冷やかな鐘をつきけり円覚寺 316.仏性は白き桔梗にこそあらめ 322.こおろぎのふと鳴き出しぬ鳴きやみぬ 324.明月や無筆なれども酒は呑む 342.行く年や猫うづくまる膝の上 352.一尺の梅を座右に置く机

Posted by ブクログ

2021/09/23

イギリスに出発した時よんだ「秋風の一人をふくや海の上」、晩年の「秋風や屠られに行く牛の尻」、32歳時の「われ折々死なんと思ふ朧かな」が特に好き。

Posted by ブクログ

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