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永遠のフィレーナ(5) 薄望への灯火 アニメージュ文庫
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永遠のフィレーナ(5) 薄望への灯火 アニメージュ文庫

首藤剛志(著者), 高田明美

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永遠のフィレーナ(5) 薄望への灯火 アニメージュ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店/
発売年月日 1990/08/31
JAN 9784196696377

永遠のフィレーナ(5)

¥330

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2023/07/13

アニメ脚本家・首藤剛志の長編ファンタジー小説、第5巻。鯱と狼の両フィレーナ軍の決戦が迫る中、帝国が動く。 帝国打倒へ向けて、互いに協力しあうことができない各地の「フィレーナ」を名乗る反乱軍。南部海岸地方では、No.2の勢力となった主人公の「狼のフィレーナ」と、No.1の雄名を誇...

アニメ脚本家・首藤剛志の長編ファンタジー小説、第5巻。鯱と狼の両フィレーナ軍の決戦が迫る中、帝国が動く。 帝国打倒へ向けて、互いに協力しあうことができない各地の「フィレーナ」を名乗る反乱軍。南部海岸地方では、No.2の勢力となった主人公の「狼のフィレーナ」と、No.1の雄名を誇る「鯱オルカのフィレーナ」が衝突寸前だった。なるべく戦いを避けたいフィレーナは、オルカに同盟をもちかけようとするが……。 いっぽう反乱情報誌の発行者として追いつめられるネストとリラ。死を覚悟したネストは、酒を飲みながらリラに昔語りを始める。 「おまえさんには、おばさんと呼ばれるみじめさを味わってもらうよ」と毒口を吐きながらリラを救おうとするネストは、作者の投影なんじゃないか。ベロベロに酔っ払いつつ若い娘に人生を語り、しかし、やるときはやる男、いやオジサンは本作で最も魅力と深みを感じる人物だ。 不本意ながらも敵の立場になるオルカ、その部下であるナスカの二人も粋な奴で気持ちいい人間だ。戦いあわなければならない状況は残念……しかしバンニルの知略と帝国の動きによって、事態は思わぬ展開をみせる。さらに、女としての自分を知りたいフィレーナは、ついに貞操の危機に陥ってしまうのだが……ここはやはり、女主人公の見せどころ、要注目。 戦記もののように大きく動いていく情勢に翻弄される人間模様は面白い。ようやく事態が収拾したかと懐いきや、終盤で物語が方向転換しそうな予兆が。先が気になる!

Posted by ブクログ

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