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知性化戦争(上) ハヤカワ文庫SF
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知性化戦争(上) ハヤカワ文庫SF

デイヴィッド・ブリン(著者), 酒井昭伸(訳者)

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知性化戦争(上) ハヤカワ文庫SF

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1990/06/30
JAN 9784150108724

知性化戦争(上)

¥660

商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2018/11/12

ストーリーテラー、ディビットプリンの知性化シリーズの三作目。この本単独でも、十分面白いが、戦争の背景となっているイルカの話が見えないので、スタータイドライジングから入ったほうがより良いように思う。

Posted by ブクログ

2017/08/11

デイヴィッド・ブリンの<知性化>シリーズ第三弾は、上下巻計1,000頁の大作「知性化戦争」です。 第三弾ながら、シリーズとしては初めて読む作品でしたが、一応本書だけで独立して完結する作品でした(もちろん多少は前作との繋がりも見られます)ので、特段の苦労なく読み進めることができまし...

デイヴィッド・ブリンの<知性化>シリーズ第三弾は、上下巻計1,000頁の大作「知性化戦争」です。 第三弾ながら、シリーズとしては初めて読む作品でしたが、一応本書だけで独立して完結する作品でした(もちろん多少は前作との繋がりも見られます)ので、特段の苦労なく読み進めることができました。 舞台は遥か未来、辺境の植民惑星ガース。そこは人類と人類により<知性化>されたネオ・チンパンジーが暮らす、さして重要でない惑星だった。しかし、人類とイルカの混成チームの探索船<ストリーカー>号の大発見を契機に、列強諸族のひとつであり、鳥類型生物であるグーブルーが宇宙艦隊を率いて攻め入ってきた!人類とその僚友ネオ・チンパンジーはこれを迎え撃つが、銀河に覇権を争うグーブルーにはなすすべもなく敗れてしまう。しかし、生き残った人類ロバートとネオ・チンパンジーのファイベン、そして人類の同盟者ティンブリーミー族の娘アサクレーナのゲリラ活動がここに始まる…! あらすじだけをみても、この物語がとてもユニークな発想に支えられていることがよくわかります。<知性化>とは?ネオ・チンパンジーって?<ストリーカー>号とはなんだ? …<ストリーカー>号は前作「スタータイド・ライジング」が舞台であるため、本作ではほとんど触れられていませんが、<知性化>とネオ・チンパンジーは本書の肝となる部分です。 <知性化>とは、「銀河に進出した宇宙種族がある一定程度の知性を持つ準知的生物を遺伝子操作によって、新しい種族として銀河系文明に加えること」といった感じでしょうか。そして、人類が独自に<知性化>させた準知的生物こそが、ネオ・チンパンジーなのです。ちなみに、人類は他の宇宙種族によって<知性化>された種族ではなく、自力で進化を遂げた<宇宙の鬼子(ウルフリング)>のようで、人類が銀河に進出したときには、銀河は既に多くの宇宙種族によって支配されており、人類のような珍しいウルフリングは結構嫌われている模様。 さて、本書は、そんなネオ・チンパンジーが大活躍する物語。人類の同盟であるティンブリーミーも大いに活躍するのですが、人類はロバート以外、あまりいいところがありません。読み手としてはやっぱり人類に活躍して欲しいなぁという思いこそありましたが、愛嬌あるネオ・チンパンジーの姿にそんな思いは自然と薄れていきました。しかし、人類とネオ・チンパンジーの関係性は、なんとも絶妙な描かれ方をされていたなぁと。ネオ・チンパンジーは主族である人類を慕い、人類はそんなネオ・チンパンジーを導いていく。もちろん、個々の感情には、そんな簡単に割り切られるものではなく、憎しみや軽侮の思いを抱くものもあります。ただ、なんというか、人類とネオ・チンパンジーの関係は、支配者と奴隷のそれではなく、もう少し身近なところにあるようです。あとがきで著者は、人類と動物の関係について「他の種を護るべき理由は、もうひとつある。われわれはことばをしゃべり、ものを考え、ものを造りだし、大志をいだく最初の種であるが、決して最後の種ではないだろうということだ」と述べていますが、人類とネオ・チンパンジーの関係には、ブリンが本書に込めた思いが反映されているように感じます。その絶妙な関係があるからこそ、本書は(人類があまり活躍しない物語でも)壮大無比な素晴らしいドラマとして、楽しめることができたと思います。 順番は逆ですが、購入済みの「スタータイド・ライジング」を読むことが今から楽しみになってきました。

Posted by ブクログ

2016/07/22

めちゃくちゃ面白い 私の琴線にふれまくり 表紙   8点加藤 直之 展開   81987年著作 文章   8点 内容 800点 合計 824点

Posted by ブクログ

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