祝日に殺人の列車が走る 十津川警部シリーズ 角川文庫

西村京太郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 角川書店
• 発売年月日: 1990/11/21
• JAN: 9784041527320

商品レビュー

2010/05/28

「祝日に殺人列車が走…

[文庫ＯＦＦ]

「祝日に殺人列車が走る」-ラジオの深夜放送のリクエスト葉書で十津川宛の挑戦状。五月の連休最後の日、特急「有明」で殺人事件がおこった。容疑は二人の息子。莫大な遺産をめぐる骨肉の争いなのか…。

2016/08/12

深夜放送のラジオから流れてきたリクエストは
殺人を予告するものだった。

これが挑発なのか、予告なのか。
すべての放送で無視をされたらどうするのでしょう？
現実なら、確実に選ばれなさそうなリクエストです。

莫大な遺産を手にした、兄弟のどちらが犯人？　ですが
動機とやり口がすごいです。
言われてみれば、そうする事によって
こうなるのは確かなわけですし。
むしろこれだけ女性がいて、そうならないわけがない！

時刻トリックですが、何かに書きつけなければ
さっぱり分かりません。
己で推理するつもりでないなら、読むだけで大丈夫？

2012/07/15

「東京世田谷区の十津川省三君へ，今度の祝日に殺人（ころし）の列車が走るから，しっかり見ていくれ」
ラジオ番組から流れる伝言。
実際に殺人事件がったのは，連休の最後の祝日。

仕掛け作りにすごい力を降り注ぎ，何億という遺産の相続争いだと分かる。

ps.
愛人の名字と弁護士の名字が「山本」で一緒なのは分かりにくいかも。