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太宰治全集(10) もの思う葦/わが半生を語る/如是我聞 ほか ちくま文庫

太宰治【著】

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商品詳細

内容紹介 内容:田舎者 ほか
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1989/06/01
JAN 9784480022608

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商品レビュー

4.4

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

小説は全集の9巻まで…

小説は全集の9巻までに年代順に全作品が収録されているのですが、この10巻には太宰のエッセイやアフォリズムが初期のものから死の直前のものまですべて収録されています。太宰の作品は私小説的なものが多いのでエッセイと言ってもいつもの小説とあまり印象は変わらないし、アフォリズムには本当にハ...

小説は全集の9巻までに年代順に全作品が収録されているのですが、この10巻には太宰のエッセイやアフォリズムが初期のものから死の直前のものまですべて収録されています。太宰の作品は私小説的なものが多いのでエッセイと言ってもいつもの小説とあまり印象は変わらないし、アフォリズムには本当にハッとするようなものが多いし、他の文庫ではなかなか読めないので、太宰が好きな人にはオススメです。

文庫OFF

2010/05/28

著者の全ての随筆と小…

著者の全ての随筆と小説一編が収録されている。遺稿となった「如是我聞」はあまり好きになれなかった。周りの世界がどうであれ自分の道を突き進んでいた太宰治が好きだったが、やはり他人の目が気になってしょうがなかったんだなと思わされた。

文庫OFF

2017/11/02

太宰治全集の最終巻で、太宰治の名前で発表されたあらゆる随想が収録されている。 年代順に並べられているため、一人の作家がいかにして生きてきたかがとてもよくわかる。 太宰治は、自分の生きづらさ、格好悪さ、ダサさと向き合い、ひたすら見つめ続けた作家だと思う。そして、そうすることで生...

太宰治全集の最終巻で、太宰治の名前で発表されたあらゆる随想が収録されている。 年代順に並べられているため、一人の作家がいかにして生きてきたかがとてもよくわかる。 太宰治は、自分の生きづらさ、格好悪さ、ダサさと向き合い、ひたすら見つめ続けた作家だと思う。そして、そうすることで生を肯定しようとしたのではないか。太宰を読んでいて時々居た堪れない気持ちになるのは、あまりにも率直に彼自身の弱さが描かれているからだ。 随筆の中でたびたび「実直」という言葉が出てくる。弱さに対して正直であり続けること。その先に真実があると信じていたのではないかと思う。 このような彼の信念は、戦前から戦時中に確立されていったように思う。戦後の文章になると偏屈な印象が強くなるのは、自分の弱さに鈍感なまま上手く立ち回る人々が目につくようになったからではないか。 私は作家でも芸術家でもない普通の人間なので、「上手く立ち回って」生きていかざるをえない。でもそれが上手くいかなかったとき、太宰治のことを思い出せるというのは、幸福なことだと思う。

Posted by ブクログ

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