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影丸極道帖(下) 春陽文庫2319
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影丸極道帖(下) 春陽文庫2319

角田喜久雄【著】

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影丸極道帖(下) 春陽文庫2319

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春陽堂書店/
発売年月日 1989/10/25
JAN 9784394102410

影丸極道帖(下)

¥220

商品レビュー

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2012/03/19

時代小説の形をとっていますが、これはミステリです。 江戸八丁堀の七不思議、「女湯の刀架け」の謎から引き込まれ、元与力松並白亭(はくてい)老人と町方同心志賀三平の会話から、上下巻あわせて670ページを一気読み。 悪党影丸の動向に目を光らせる白亭老人と、そのもとで動き、かどわかさ...

時代小説の形をとっていますが、これはミステリです。 江戸八丁堀の七不思議、「女湯の刀架け」の謎から引き込まれ、元与力松並白亭(はくてい)老人と町方同心志賀三平の会話から、上下巻あわせて670ページを一気読み。 悪党影丸の動向に目を光らせる白亭老人と、そのもとで動き、かどわかされた白亭の養女お小夜の行方を追う三平。 影丸は何をたくらんでいるのか。お小夜はどうなるのか。 影丸はどうやってアレをやったのか。アレをアレしたのは。 そしてアレとアレはどうなって、アレのアレは... すいません、なんにも書けません。 粋な会話あり、息をのむ活劇ありで時代小説のおいしいところは充分。ちょっとしたお色気あり、猟奇的なスリルもあり、謎満載で話がどう転がるか分からない贅沢な逸品。 複雑な構成をみごとに書ききって、真相はサプライズ。 読後の余韻はちょっと切ないものがあり、思いもかけず忘れられない本になりました。 『影丸極道帖』というタイトルもいい。

Posted by ブクログ

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