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壬申の乱 大友皇子の母
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壬申の乱 大友皇子の母

藻里良子【著】

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壬申の乱 大友皇子の母

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新人物往来社/
発売年月日 1989/06/01
JAN 9784404016386

壬申の乱 大友皇子の母

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2020/01/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

推しである大友皇子の母が主人公ということでかなりレアな小説だと思いますが、乙巳の変から有名な事件事象をきっちり描いており当然直接関わらないであろう宅子が長く出てこない場面もあって、基本的には天智天皇とその周りという感じです。 ところどころ独自の設定だなーという点もありましたが個人的には面白く読めました。ちょっと人物みんな優しすぎないか…と思いながら読んでいたら途中から一身に憎まれ役を引き受けたような人物がいてそこは少々ありがちな気も。 天智天皇の崩御の場面がかなり印象的。大友皇子などの贔屓を差し引いたら一番のメインは斉明(皇極)天皇と中大兄の母子関係になるのではないでしょうか。斉明の最期のセリフがなかなかすごい。(そして天智は最後までこの母を引きずっている) 大友皇子はしっかり即位してるやつで新鮮でした。そして創作物だと基本同母弟妹の阿閇と阿雅がいるパターン多いのかな。 宅子と大友がいい子過ぎてせつないやつです。

Posted by ブクログ

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