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張作霖爆殺 昭和天皇の統帥 中公新書942
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社/ |
発売年月日 | 1989/10/25 |
JAN | 9784121009425 |
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張作霖爆殺
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
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張作霖爆殺事件を軸に、①陸軍の謀略の概要、②田中義一首相の政治的対応と陸軍の反駁、③田中と陸軍の派閥概要、④改正治安維持法とその改正過程・統帥権独立と帝国憲法との関係(違憲性如何)、統帥権の意義と他の天皇大権との関係、⑤各種法令に基づく統帥権の制度的内容、行使手順、⑥戦前昭和時代に至る政治状況を、詳細に検討したもの。文献検討も細かく、書き散らしではないことがわかる。個人的には、帝国憲法の解釈論から導かれる統帥権の内容、統帥権独立の違憲性如何、改正治安維持法の違憲性如何(内容・改正手続両面)が興味深い。 帝国憲法の解釈論については、もう少し勉強しないと、とても本書の意義を捉まえることは出来ないだろう。また、帝国憲法下の解釈を駆使すれば、統帥権の独立が所与の前提でないかもしれない点には注意。◆伊藤博文「憲法義解」、美濃部達吉「憲法撮要」、松下芳男「日本軍閥の興亡」、中野登美雄「統帥権の独立」、栗屋憲太郎「東京裁判論」、大江志乃夫「統帥権」。◆1989年刊行。著者は茨城大学人文学部教授。
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1989年の改元の時に著された本。天皇陛下の戦争責任という重いテーマに対して制度面から論理的に演繹することを試みている。言いたいことは理解できたが、冷静な論述であるからか、心に響いては来なかった。
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軍部が都合のいい状態にできた… その時点で日本がやがて、暴走し、 戦争へ突っ込んでいったのは必然といえるでしょう。 この事件がうやむやにされたり、 主犯たちを厳罰にできなかったのは、 やはりある種の抜け道があったからだな、 と思いました。 やはり実際に軍に赴いたりしている彼らと 指示をするだけという存在だと… どうしても目上の人は邪魔になるのかも しれませんね。 これらには数々の対応ミスもあったようですが、 いつの時代にもあるものですね。 そして、現代でもそれが許容されるのは… 人って何も学ばないものです。
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