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王女とドラゴン ハヤカワ文庫FT魔法の国ザンス7
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 1989/06/30 |
| JAN | 9784150201258 |
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王女とドラゴン
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王女とドラゴン
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商品レビュー
4.3
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回の主人公は、ドオアとイレーヌの娘アイビィ・3歳。 相棒は、ハンフリーとゴルゴンの息子ヒューゴー・7歳か8歳。 そして若返りの泉の水を浴びたベイビー谷ドラゴン。 大人から見たアイビィは言葉の発達がやや遅れているかもしれないけれど、愛らしく、無邪気な幼子。 しかしアイビィは、実は観察力が強く、洞察力も強く、つまり、あまり賢しらなことを言うと大人が戸惑うことをよく知っている賢い子どもなのだ。 だから、自分からはしゃべらずに大人の話をよく聞いていた。 そして愛情たっぷりに育てられた彼女は、周囲に自分の愛情を振りまくことを惜しまない。 反対にヒューゴーは、賢者である魔法使いハンフリーと美貌のゴルゴンの息子でありながら、腐った果物を取り出すくらいしか魔法を使えず、知能は遅れ、お世辞にも整った顔立ちとは言えない子だった。 そしてヒューゴーは、自分がダメな子であることを理解する程度の知能はあるのだ。 そんな二人が迷子になったため、母親たちは子どもをさがしに行くのだが、今ザンスの世界を「忘却のまじない」が渦を巻いて移動しているさなか、それでなくても危険がいっぱいのザンスを二人の子どもは無事であるのか、気が気ではない。 子どもグループも母親グループも次々に災難に出会い、解決しなければならない難問にぶつかっては、目的地(子どもは家、母親は子ども)から離れていく。 全く中だるみすることなく、次々災難に遭わせるの作者の腕は、さすがとしか言えない。 災難と出会っては仲間を作り、そして別れ、いくつかの恋愛問題も解決し、そしてザンス最大の災難と言える「ぴくぴく虫」の発生へ。 ヒューゴーは自分が不肖の息子であることを知っている。 自分に自信が持てずにいるヒューゴーに、肯定感の塊であるアイビィが心からの信頼を寄せると、ヒューゴーの力が覚醒していくというのが今回の肝。 周囲の人の力を強くすることができる、というのがアイビィの持つ魔法の力なのだが、口先だけでなく心からの信頼というのが、どれだけの自信となるかは読んでいて気持ちいいほど。 本当は凶悪至極の谷ドラゴンも、赤ん坊に戻った時にアイビィの信頼を受け、心からの友情を育み、最後には無私の働きを見せてくれる。 いろんな種類の生き物が生息するザンス。 互いに敵対したり、無視したりしていた種族も、ザンスの危機の前に力を合わせて戦えるようになったのには、アイビィの無垢の善意・愛情が種を蒔いたからだ。 何十年も前に書かれた作品だけれど、ここには多様性を認め合う社会が存在している。
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7巻目の主役「アイビィ」はドオアとイレーヌの3歳の娘です。 ついに第3世代の主人公が登場しました! 長く続いている物語でも、大体この世代までの話ですが、 このシリーズだとまだまだ続きそうですね。 「アイビィ」は若返ってしまった谷ドラゴンの子、「スタンリー」と これまた同世代の...
7巻目の主役「アイビィ」はドオアとイレーヌの3歳の娘です。 ついに第3世代の主人公が登場しました! 長く続いている物語でも、大体この世代までの話ですが、 このシリーズだとまだまだ続きそうですね。 「アイビィ」は若返ってしまった谷ドラゴンの子、「スタンリー」と これまた同世代の「ヒューゴー」と共にジャングルで迷子になってしまいます。 (「ヒューゴー」は2世ですから、第2世代なんでしょうか?) 母親達も懸命に探索を開始しますが、 そのうちにザンスの新たな脅威が明らかになり、 それを阻止しようと子供たちは奮闘していくのが、今回のストーリーです。 「アイビィ」の魔法の力である『増幅』は特殊な能力ですが、 世界が魔法に満ちているこの世界、 そして仲間達にはすばらしい効果がもたらされます。 自分単独でも効果を発揮するのはすごいですね。 一人に1つずつ、魔法の力を考えるのも大変ですが、 今後どんな能力のキャラクター達が登場するのか、非常に楽しみです。
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この頃のアイヴィは最強だった。お年頃になったら、わりと(ザンス標準で)普通の女の子になっちゃいましたね。
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