御手洗潔の挨拶 四つの不可能犯罪 講談社ノベルス

島田荘司【著】

• 内容紹介: 『数字錠』『失踪する死者』『紫電改研究保存会』『ギリシャの犬』の4編を収めた御手洗潔シリーズ短編集。嵐の夜、マンションの11階の一室から姿を消した男が、13分後、走る電車に飛びこんで死んだ。到底たどり着けない距離で、その首には絞殺の痕もついていた。男の謎の移動とは・・・？驚愕のトリックを鮮やかに解く反面、コーヒー絶ちの経緯、犬好きの一面など、さまざまな顔の御手洗が堪能できる、ファン必携の一冊！
• 販売会社／発売会社: 講談社/
• 発売年月日: 1989/12/05
• JAN: 9784061814622

商品レビュー

2017/11/28

４つの短編。御手洗シリーズ第三作目。
＜収録作品＞
数字錠
疾走する死者
紫電改研究保存会
ギリシャの犬

2015/11/14

短編なため、途中で挑戦されてもわかるわけないだろと突っ込みつつも、すぐに種明かしがあるのでストレスなく読めました。
『数字錠』は二人がコーヒーを飲まなくなった理由となった話。
『紫電改研究保存会』は、憎めない話でした。横からちょこっと謎を解いてみせるのですが、後から判明するだけにまあ仕方がないと思わせる詐欺話。
『疾走する死者』で出てきたジャズの才能。頭が良いだけではないのかとそこで初めて知りました。
『ギリシャの犬』は推理小説の醍醐味。小さな事件が大きな事件のきっかけだったり、御手洗を胡散臭い目で見る刑事と一度お世話になって信じている刑事とのやり取り。やはり探偵はこうでなくては。
ちなみにうちの旦那は置いてあった本を見て『おてあらい』と読みました。

2010/09/04

ホームズを意識しすぎているからなのだろうか
いまいち合わない
もう少し新しい巻を次は読んでみよう