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見知らぬ明日 ケイブンシャ文庫
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見知らぬ明日 ケイブンシャ文庫

小松左京【著】

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見知らぬ明日 ケイブンシャ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁文社/
発売年月日 1989/08/15
JAN 9784766910018

見知らぬ明日

¥275

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2017/11/16

開口健。安部公房と来たので、ついでにもうひとつ、小松左京(ちょっと違うか?) 1968年の作品。舞台もほぼその時代設定になっている。 古い作品ということもあるが、宇宙人(=多分恒星間移動を達成するほどの技術力を持った)が地上戦を行い、かつ通常兵器で止められないものの一応戦闘の...

開口健。安部公房と来たので、ついでにもうひとつ、小松左京(ちょっと違うか?) 1968年の作品。舞台もほぼその時代設定になっている。 古い作品ということもあるが、宇宙人(=多分恒星間移動を達成するほどの技術力を持った)が地上戦を行い、かつ通常兵器で止められないものの一応戦闘の形になるといった設定に無理がある。もっとも、宇宙人に関しては円盤(この設定も通俗的)や白いドーム状の地上車などが登場するだけで、姿かたちや意図も出てこないところから、作者もどうでも良かったかも。むしろ、それに対応する各国政府のエゴイズムや、個人レベルでの連携、そういったものが描きたかったのか?。 終わり方も、小松作品に多い、中途半端な終わり方でした

Posted by ブクログ

2015/09/04

 「宇宙人」(?)は、本書執筆当時の核兵器が用いられる「未知」の戦争のオマージュなんだろうな。安保法案が成立しそうな今、未知の領域に踏み込もうしている日本の状況を踏まえると、なかなか考えさせられるものがある。最後は、余計なエピローグなどを挟まないモヤモヤした感じで終わらせたのが却...

 「宇宙人」(?)は、本書執筆当時の核兵器が用いられる「未知」の戦争のオマージュなんだろうな。安保法案が成立しそうな今、未知の領域に踏み込もうしている日本の状況を踏まえると、なかなか考えさせられるものがある。最後は、余計なエピローグなどを挟まないモヤモヤした感じで終わらせたのが却ってよかった。

Posted by ブクログ

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