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諜報局破壊班員 伊達邦彦地球を駆ける トクマ・ノベルズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 1989/12/31 |
JAN | 9784191023024 |
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諜報局破壊班員
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伊達邦彦シリーズの1冊。『野獣死すべし』3編、『血の来訪者』に継ぐ作品。伊達邦彦は英国にいた。数々の凶悪犯罪を犯した日本から逃亡してきたのだ。しかし、これまでの犯罪は英国諜報局の知るところとなる。英国諜報局はそれをネタに諜報部員になれと脅迫してきた。やむなく承諾した邦彦。命ぜら...
伊達邦彦シリーズの1冊。『野獣死すべし』3編、『血の来訪者』に継ぐ作品。伊達邦彦は英国にいた。数々の凶悪犯罪を犯した日本から逃亡してきたのだ。しかし、これまでの犯罪は英国諜報局の知るところとなる。英国諜報局はそれをネタに諜報部員になれと脅迫してきた。やむなく承諾した邦彦。命ぜられた任務は、誘拐されたモナコの王子と王女の救出だった……。映画の「007」、特にショーン・コネリーの頃が好きだった私には、とても楽しい作品だ。この作品は「007」を意識して書かれているのがはっきりとわかる。パロディといえばパロディだが、そう言ってしまってはみもふたもない。英国の諜報局員としてあの伊達邦彦が活躍するのだから、肩のこらない娯楽作品と割り切って読めば楽しくてしょうがない。車、銃器類、小道具、酒、煙草、それにボンドガールならぬ邦彦ガールの美女たち。ルーレットの勝負に、カーチェイスや銃撃戦のアクションシーン。お約束シーンの連続だ。登場人物たちの名前が、実在の人物名をちょっともじっただけなのもご愛嬌。大藪春彦は正直コメディは下手。どうしても体制への不満が皮肉となって顔を出すから、笑いには繋がらない。それが味ではあるが、パロディの形で表現されると軽い感じになってしまう。薄っぺらと捉える読者もいるかもしれない。この作品はファンサービスと理解したほうがよいかもしれない。
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