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真夏の夜の黄金殺人 トクマ・ノベルズ
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真夏の夜の黄金殺人 トクマ・ノベルズ

梶龍雄【著】

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真夏の夜の黄金殺人 トクマ・ノベルズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 1988/01/31
JAN 9784191535985

真夏の夜の黄金殺人

¥110

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2012/10/05

早稲田大学の学生、沢木雄一は夏休みに知り合いから『オイシイ話』に誘われる。千葉の小湊に居を構える三島という金持ちが、泥棒よけのために学生グループを無料で宿泊させたいというのだ。しかも三食、海水浴、昼寝付き。早速友人と連れ立って、途中合流しながら屋敷に向かう沢木。通称『金政』の成金...

早稲田大学の学生、沢木雄一は夏休みに知り合いから『オイシイ話』に誘われる。千葉の小湊に居を構える三島という金持ちが、泥棒よけのために学生グループを無料で宿泊させたいというのだ。しかも三食、海水浴、昼寝付き。早速友人と連れ立って、途中合流しながら屋敷に向かう沢木。通称『金政』の成金趣味の黄金御殿と、そこにそぐわぬ新進女優の娘、三島ゆかり。そして彼らは思いもよらぬ殺人事件に巻き込まれることとなる。 もう一方で同じく事件に巻き込まれる慶応義塾大学の学生グループ、鳥居良夫の回想が沢木の回想に挿入され、事件は二つの側面から語られる。『推理早慶戦』の副題あり。 だいぶ梶龍雄に慣れてきたからか、何となく思い描いていた二つの予想は当たっていた。だが初めて読む方には軽い驚きはあるかもしれない。怪しい人物が次々に浮上。あいかわらずの伏線。 解決篇での思わぬ伏兵には「!」  青春ミステリらしい軽妙なラストは気に入っている。 いままで読んだ梶龍雄作品の中では「普通かな?」という感じだが、それでも水準以上の面白さだと思う。

Posted by ブクログ