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降伏の儀式(上) 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 1988/12/01 |
JAN | 9784488654047 |
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降伏の儀式(上)
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商品レビュー
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象に似た異星人が地球を侵略しにくる。土星で様子をうかがい、一気に地球へ。何も知らない人類は、途中の宇宙ステーションで歓迎しようとするが、捕虜にされてしまう。地球侵略の方法は「隕石を落とすこと」。強力である。角度を変えてみると非常に残酷なストーリーとなる。 脱線するが、この「隕...
象に似た異星人が地球を侵略しにくる。土星で様子をうかがい、一気に地球へ。何も知らない人類は、途中の宇宙ステーションで歓迎しようとするが、捕虜にされてしまう。地球侵略の方法は「隕石を落とすこと」。強力である。角度を変えてみると非常に残酷なストーリーとなる。 脱線するが、この「隕石を落とす」 攻撃をねたにするだけでも、 けっこうなSFが書けるんじゃないかと思う。 人類はアメリカ・ロシアの非常に細い絆のもと協力して反撃を試みるが、ほとんど成功しない。敗北を目前に控えながら、人類はある作戦に最後の望みをかける。ストーリーはこの辺から急展開し、アメリカ国歌(もしくはヘヴィメタル)が流れる中(注:物語中ではもちろん流れていない)、一気に人類は異星人に対し優位に立つ。このあたりのノリは、アメリカ人なら雄叫びをあげながら読んでいることだろう。 人類の最終兵器は原爆を推進力にする。原爆を用いて船を宇宙に飛ばすという手法である。最後まで隠しとおし、一気に・・・というあたり「宇宙船艦ヤマト」のノリか? 最終的には、人類は異星人に勝つ。日の丸式自爆攻撃をかけながら、和平を願う異星人や大統領を無視し、ひたすら相手を殲滅する。こうなったら大統領も何もない。とことんまでやってやるって感じがひしひしと伝わってくる。まさに「守るために戦う(映画「モスラ」のコピーから)」のである。 ラストはあっけない。冒頭で捕虜となった人類が異星船の中で異星人の降伏を受け入れるところで終わる。地球及び異星人殲滅のための宇宙船艦では果たしてその降伏を受け入れるのだろうか? 和平を無視した人類は、捕虜もろとも異星人を殲滅する方向に動くだろうと私は想像するが、その辺は読者の想像に任せるというスタイルだ。 異星人が人類と同じ環境で生きていけること、言葉が通じ合うこと等数えればきりがないほど「興ざめ」部分が存在するが、SFというよりもアメリカンヒーロー伝説ってな感じで読めば面白い。 そもそも日本語訳はフィットしない說。原題は Footfall である。もっと言えば、最初は Lucifer's Hammer だったとか。隕石落とし程度の意味かな。サイドストーリーとして異星人同士の殺人事件が出てきたり、めったやたらと登場人物が多かったりするが、私にはそのどれもが無駄話にしか映らなかった。 けっこういい評価を受けているが、私的にはまぁまぁの作品という評価を残しておこう。
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これは面白いです!なにしろ子象の様なエイリアンが攻めてくるんだから。 それに向かい打つ地球側もオライオンだって! 大量の文章もそれを感じさせない一気読みでした。
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