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はだか 谷川俊太郎詩集
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1988/07/30 |
JAN | 9784480802750 |
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はだか
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商品レビュー
4.6
16件のお客様レビュー
夜になると谷川俊太郎さんの詩集が読みたくなる 雪のように 触れたら消えてしまうんじゃないかと 思わせるほどに 繊細で短いことばたち… 全てひらがなで 子どもたちの想いが綴られている 気持ちの後から 言葉がついてきて… 言葉は 気持ちに追いつけない… どの詩も...
夜になると谷川俊太郎さんの詩集が読みたくなる 雪のように 触れたら消えてしまうんじゃないかと 思わせるほどに 繊細で短いことばたち… 全てひらがなで 子どもたちの想いが綴られている 気持ちの後から 言葉がついてきて… 言葉は 気持ちに追いつけない… どの詩も そんな印象を纏っている あぁ…やっぱりいつ読んでも 谷川俊太郎さんの詩は素敵です
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子どもの視点で書かれた詩集。 悲しい気持ち、淋しい気持ち、怒りにも愛情にも似た気持ち。 子どもって大人が思う以上に感じているし考えているんだ。 ただ言葉にできないだけで。 善と悪では割り切れない感情。 繊細なこころが、鋭く突き刺さる言葉で表現されていた。
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谷川俊太郎さんにはほっこりイメージを持っていたけど、なかなかおそろしくて悲しい詩が詰まっていた。 子どもの世界って、何も考えていなくてきっとただワイワイ楽しいのでしょう、と大人は思ってしまいがちだ。でも真剣に思い出してみたら、こういう恐怖と悲しみに向き合いながら生きてきたのではな...
谷川俊太郎さんにはほっこりイメージを持っていたけど、なかなかおそろしくて悲しい詩が詰まっていた。 子どもの世界って、何も考えていなくてきっとただワイワイ楽しいのでしょう、と大人は思ってしまいがちだ。でも真剣に思い出してみたら、こういう恐怖と悲しみに向き合いながら生きてきたのではなかったか。 なにせ未知のものの比率がめちゃめちゃ多い。知らないもの・わからないものは、人間にとって恐怖の対象だ。それに、子どもの力ではどうにもできないことばかりだ。どんなに頑張っても力が及ばない物事が非常に多い。どうにかする方法があってもまだ知らなかったりする。だから必然的にどうにもならない悲しみにも遭いやすい。逃れられない無力感がある。 子どもは、次々襲ってくるひとつひとつと対峙しながら、勇気を振り絞って生きている。好奇心だってあるけど、わくわくすることだけってわけにはいかない。毎日未知の世界で もがき、戦う子どもたちに、敬意を表したい。ほんとうにすごい。えらい。よくがんばっている。そしてきっと、子ども時代を乗り越えて大人になった人たちにも、同じ言葉を贈るべきだろう。 生理現象(食事や排泄など)と自然現象(風や雨など)が同じ高さで描かれているのも印象的だった。人間は生き物の一種として自然といっしょに生きているんだな、という感じがする。 デジタルな世界で生きるうちに忘れかけていたが、私たちがこの体で生きているのはこの詩集で描かれているような世界だった。本当は、生物と自然が存在するだけだ。命があるだけ。いたってシンプル。『はだか』というタイトルがぴったりだと思った。 名作ばかりで、だからこそしんどかった。不穏でずっしり重い。でも少し肩の荷が降りたような気にもなる。不思議な感覚だし、やっぱりちょっと怖い。
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