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魔界水滸伝(10) 角川文庫
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魔界水滸伝(10) 角川文庫

栗本薫【著】

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魔界水滸伝(10) 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 1988/06/10
JAN 9784041500262

魔界水滸伝(10)

¥220

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

魔界で会が行われ…そ…

魔界で会が行われ…そして、クトゥルーの本格的侵略が始まる…。那須たまこが登場します。スピード感があり、一気に読めます。

文庫OFF

2024/11/07

【概略】  角突き合わせている先住者達が安西雄介の処遇を含めたクトゥルー対策のために「会」を設けた。禍津神であり、クトゥルーの尖兵とされる安西雄介に対しみづちの北斗多一郎と火の民の伊吹風太が衝突し、会そのものも混沌としていく。その一方で、気界と物質界が重なる「会」の裏で、人間界で...

【概略】  角突き合わせている先住者達が安西雄介の処遇を含めたクトゥルー対策のために「会」を設けた。禍津神であり、クトゥルーの尖兵とされる安西雄介に対しみづちの北斗多一郎と火の民の伊吹風太が衝突し、会そのものも混沌としていく。その一方で、気界と物質界が重なる「会」の裏で、人間界ではどす黒い企みが着々と進行していた。ハルマゲドンへのカウントダウンが静かに進行していく。 年月日不詳       読了 2024年11月02日 読了 【書評】  いよいよ第一部も佳境に向かっていく中で、既に読んで結末を知っているが故に感じる「あ、この辺りの布石(世間でいうところの「伏線」)が放置されてるのだなぁ」というところが散見され始めるというね。伊吹涼が安西雄介と安西竜二と兄弟だったとは!・・・なのだけど、おそらく(本当に記憶が間違ってなければ)この(父・安西英良による)告白は、以後二度と出てこないハズなのだよね。楽しみだったのにね。  それはそれとして、ハルマゲドンへの進行、魔界における「会」の描写はダークファンタジーというか神話というか妖怪というか、そういった類の話が好きな人間にはたまらないし、クトゥルーの出現と八岐(北斗多一郎)との対決は、ワクワクするね。自衛隊の空挺部隊によるクーデターという仕込みから始まる神州・日本の崩壊を見るに、クトゥルー側のなんと狡猾なことか。・・・めっちゃ人間を観察してるじゃん!計画してるじゃん!逆に先住民達はその強さと能力に胡坐をかいてるツケがまわってきてるじゃないかとも。  人間がワクチンという希望に振り回されて暴徒化するあたりも、面白いよね。「ワクチンくれ!」という想いは悪いことじゃないけれど、度が過ぎてしまうとどこかで犯罪・・・というより獣性の麻薬性というかね。ただ・・・まぁ、落語レベルで予定調和だよねこの展開は。工夫をする隙間は、どこなんだろう筆力かな?その辺り、栗本薫さんという作家の強さなんだろうねぇ。  本巻で日本人を母にもつ呉秀英というテレパシストが死という形で舞台から降りることになった。全面戦争に向けて、いよいよ・・・というワクワク感をもたらしてくれてただけに・・・ねぇ。

Posted by ブクログ

2019/11/05

内容(「BOOK」データベースより) 魔界と化した日本は―そして世界は、いよいよその変貌の最後の過程を迎えようとしていた。崩華する国家、秩序を喪くした人間たち。暴力のかぎりが繰りひろげられる地上に未来はあるのか?そして伊吹涼の、あまりにも惨たらしい死。それは一体何を意味するのか…...

内容(「BOOK」データベースより) 魔界と化した日本は―そして世界は、いよいよその変貌の最後の過程を迎えようとしていた。崩華する国家、秩序を喪くした人間たち。暴力のかぎりが繰りひろげられる地上に未来はあるのか?そして伊吹涼の、あまりにも惨たらしい死。それは一体何を意味するのか…。ハルマゲドンへの恐怖にゆれる魔都に《地球先住者》と安西雄介たちの、最後の反撃が始まった。現代の語部、会心の伝奇SF巨編、煌めきの第十弾。 結構展開早かったんですね。もう地球が異界化しています。この回か分かりませんがインスマス人がそれなりに愛情らしきものを持ちながら生きている姿も描いていて、そういう所が栗本さんの凄いとこだなって思いました。

Posted by ブクログ