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富士正晴作品集(2)
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商品詳細
内容紹介 | 内容:詩 巷 ほか.竹内勝太郎略伝および後書.同人雑誌『三人』成立.同人雑誌『三人』について.高村光太郎の思い出.美のうちそと-榊原紫峰『雪中孤鹿図』 道元を読む.游魂.吉川幸次郎游魂の煙草代.絶望.競輪.見殺す.あなたはわたし.怯え.あひるのドナサン. 解説 杉本秀太郎著 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1988/08/03 |
JAN | 9784000913928 |
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1件のお客様レビュー
ここのところ「隠者」というものに 興味がありその類いを読んでいる。 話は違うが漫画『きのう何食べた?』に 主人公の史朗にTV出演を依頼に来た プロデューサーが史朗に有名になりたいに 決まっているでしょうと肩をバンバン叩くシーンがる。 どうもゲイの史朗は真に有名になりたくないらしい...
ここのところ「隠者」というものに 興味がありその類いを読んでいる。 話は違うが漫画『きのう何食べた?』に 主人公の史朗にTV出演を依頼に来た プロデューサーが史朗に有名になりたいに 決まっているでしょうと肩をバンバン叩くシーンがる。 どうもゲイの史朗は真に有名になりたくないらしい。 ゲイと隠者の関係は考えたことがなかったの 新鮮な印象だった。 「有名になりたくない」という思想とは いかなるものが、実は思春期の頃から そういった探究心はあったように思う。 やっとそれを求めらるスタート地点に 立った気がする。 年齢的なものもあるだろう。 図書館で「隠者」を検索したら 大川公一の『竹林の隠者』に目が止まり 読んでみた。 さらにその富士正晴に興味が湧き 最初の著書としてこの作品集を借りた。 なぜ第二なのかというと 本の詳細に「道元」の文字を発見したからだ。 詩のことはよくわからない。 道元、「あなたはわたし」、同人誌『三人』 について書かれたものを読み、 「まあこんなもんかな」と思った。 昔読んだ私小説みたいで懐かしくもあり 昭和的古さも感じた。 とりあえず次の本を読もうと『中国の隠者』 という本を予約した。 ところが届く間何気に読んだ 「アヒルのドナサン」がすごく面白かった。 色んな意味で富士正晴的だった。 五木寛之訳の『かもめのジョナサン』を 茶化しているのだが 富士のエキスを感じる。 「ばかばかしい奴にも 一見の価値はあるよ。」(P409) 「糞小便にはそれを出した生物の 本質がこもっている。」(P410) 「余り立派になりすぎたものは、 その世界を去って、次の世界へ 出て行ってもらわねばならない」(P413) さて富士正晴の本をもっと読まねば。 忙しくなるぞ。 「君、書物を読んでいるよ。 これから先何十年生きたところで 読みきれない位なのだ」 「今更ながらに読書人の生活というものが 強いゆるがぬ積極性に満ちあふれた 豊饒のものに見えた。 老いてはあれに限る」 「このごろは本を読むとの仰せに 毎日どのくらいお読みですかと伺うと 朝八時から晩十時まで読んでいるよ とけろりとしていられた」 (「游魂」)
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