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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1988/10/25 |
JAN | 9784087751239 |
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商品レビュー
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ビジネスの世界では人をみる眼が大切である ことはいうまでもない。 どのようなパートナーをえらぶか。 パートナーとはどうあるべきなのかを考る。 「ソフト開発のエンジニア」 が会社の方針に意義をとなえ、 スピンアウトする。 しかし、スピンアウトした時に 「個人」のもつ役割はな...
ビジネスの世界では人をみる眼が大切である ことはいうまでもない。 どのようなパートナーをえらぶか。 パートナーとはどうあるべきなのかを考る。 「ソフト開発のエンジニア」 が会社の方針に意義をとなえ、 スピンアウトする。 しかし、スピンアウトした時に 「個人」のもつ役割はなになのかをよく考えていく必要がある。 美しい女性であることが 「不幸」へみちびく引きがねになつていく。 そして子供が「脳性マヒ」として生まれ、 「女」をすてて生きていく。 そこには、不思議な力がはいっていく。 「被害者学」- つまり被害者が、被害をうける要因を分析していく。 犯罪者学との表裏ー体をなすという発想。 「真実」とは何かというテーマの中で、 真実をあばいていく「力」とは何か? 「真実とは何だろうと考えた。・・・ 人間には、自分を犠牲にしてまでも、 守らなければならないものがあるはずだ。」
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【汚名】 小杉健治さん 阿倍野鉄鋼は工場で働いている従業員の半数以上が身体障害者や 知恵遅れの人たちで、数年前には「福祉モデル工場」として マスコミの話題にのぼったコトもあった。 ところが、数ヶ月前阿倍野鉄鋼の労働組合から不当労働行為で 労働委員会に提訴があった。 都労働委員会は実情調査に乗り出し、工場視察の案内を 受け持ったのが専務兼総務部長の阿倍野哲二であった。 その工場視察で事故がおきた。停止していたロボットが突然に 動き出し哲二を襲ったのだ 哲二は社長の次男でゆくゆくは会社を継ぐ男であった。 彼は産業用ロボットの導入に積極的であり、障害者を中心とした 組合側は仕事がロボットに取って代わられるコトに危機感を 募らせていた。 事件は事故として片付けられたが、この事件は本当に事故なのか、 それとも殺人か・・ ☆ 障害者を持つ親は人一倍我が子に愛情を注ぐ。そのコトが 当人にとって重荷になっている場合もある。 子を想う親の想いと、親を想う子の想いがすれ違いが事件を 引き起こした。久しぶりの小杉さんでしたがやっぱり 面白かったです。
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従業員の半数以上が身体障害者や知的障害者であるということで、「福祉モデル工場」とも言われている阿倍野鉄工。しかし実情は、安い賃金で障害者達を酷使、差別、搾取を続けて奴隷のように扱い、女子障害者に対してはワイセツ行為も行われていたため、組合とたびたび衝突しているという有様であった...
従業員の半数以上が身体障害者や知的障害者であるということで、「福祉モデル工場」とも言われている阿倍野鉄工。しかし実情は、安い賃金で障害者達を酷使、差別、搾取を続けて奴隷のように扱い、女子障害者に対してはワイセツ行為も行われていたため、組合とたびたび衝突しているという有様であった。そんな中、会社側は産業用ロボットを導入。表向きは従業員たちに危険な作業をさせないためというものだったが、「文句があるなら、辞めてもらっていっこうにかまわない」――会社側の障害者に対する無言の圧力以外の何者でもなかった。組合側の訴えにより、実情を調査するため労働委員会が視察を行ったその時、事件は起こった。産業用ロボットが突然暴走。この労働環境の悪の根源ともいわれる総務部長・阿倍野哲二が亡くなったのである。 テーマが興味深かったので期待したのだが、肝心の障害者雇用に関する部分は意外にあっさりで、事件の影にチラつく女の影だったり業務上横領だったりがメインになってしまったような感じ。主役がよくわからず視点がコロコロ変わってしまい、また、行動が唐突な人間が多かったのもイマイチ入り込めなかった原因かも。
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