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間宮林蔵 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 1987/01/16 |
| JAN | 9784061839120 |
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間宮林蔵
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間宮林蔵
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商品レビュー
4.1
18件のお客様レビュー
間宮林蔵の2回の樺太調査の部分がやはり面白い。特に2回目の調査で命の危険を犯しながらも樺太から大陸に渡り、異国の文化に触れる場面がこの小説のハイライトである。間宮林蔵しかなし得なかった偉業と思われる。
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世界地図に唯一名前の残る日本人,間宮林蔵の一生を描く. 当時,樺太は半島であるか島であるかは,その北部を実効支配する清国にすら把握されていなかった.この江戸時代の末期,蝦夷開発を進める松前藩であったが,ロシアやイギリスの大型船がたびたび襲来するようになり,幕府は蝦夷を直轄地とし,...
世界地図に唯一名前の残る日本人,間宮林蔵の一生を描く. 当時,樺太は半島であるか島であるかは,その北部を実効支配する清国にすら把握されていなかった.この江戸時代の末期,蝦夷開発を進める松前藩であったが,ロシアやイギリスの大型船がたびたび襲来するようになり,幕府は蝦夷を直轄地とし,かつ,防衛上の理由から蝦夷や樺太の測量を急ぐこととした.折しも,伊能忠敬が日本地図を作成しつつある時期であった.幕府はロシア船による択捉島襲撃の際に適切な対処を取ろうとした間宮林蔵に目をつけ,彼に樺太の調査を命じる.アイヌやギリヤークの助けを借り,苦心惨憺ののち,林蔵はついに樺太が島であることを確認することに成功するばかりか,清国にわたり東韃靼の状況も探ったのちに帰還する.ここまでは実は話の前半に過ぎない. 聡明な林蔵は,自分が見聞したことを通じ,国際状況をよく把握するようになったため,幕府から取り立てられ,隠密として活躍する.シーボルト事件のきっかけも作り,浜田藩の密貿易を見抜くことになる.伊能忠敬,川道聖謨,渡辺崋山等々と親交を結び,徳川斉昭からしばしば助言を求められる. 皮肉なことだが,間宮海峡の名が世界に残るのは,伊能忠敬や林蔵の地図をシーボルトが日本から持ち出したからである.シーボルトもまたスパイであった.
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間宮林蔵の名と間宮海峡を知っている人はいても、林蔵が果たしてどのような苦難の後に海峡の名前をつけられるに至ったか、は殆どの人が知らないだろう。もちろん私もそうで、間宮林蔵の名前と、伊能忠敬の弟子だったか?とか、そんな知識の程度。 そもそも間宮の探索した樺太は、当時(江戸後期、19...
間宮林蔵の名と間宮海峡を知っている人はいても、林蔵が果たしてどのような苦難の後に海峡の名前をつけられるに至ったか、は殆どの人が知らないだろう。もちろん私もそうで、間宮林蔵の名前と、伊能忠敬の弟子だったか?とか、そんな知識の程度。 そもそも間宮の探索した樺太は、当時(江戸後期、19世紀初頭)半島なのか島なのかは判然としておらず、どちらかといえば半島ではないかと予想されていたという。間宮はその樺太が島であることを世界に先駆けて立証した人物であり、その名は、高名なオランダ人医師で、日本地図を持ち出そうとして追放されたシーボルトによって著書に記され、最終的に間宮海峡の名が国際的に通用するようになったのだ。しかしなにせその樺太行が凄まじい。当時の装備で樺太に挑むのだから自然の凄まじさは言うまでもなく、山丹人という非常に荒々しい土着の民族にも命を狙われかねないという怖さがあったり。林蔵はアイヌの人たちと協力して探検に臨むのだがそのアイヌ人ですら恐怖を覚える過酷な旅だったようだ。帰ってからの林蔵はその探検を幕府に高く評価され、次第に隠密として諸国の抜け荷(密貿易)調査や、幾度も蝦夷地調査に赴く。伊能忠敬とは、樺太探検を終えてからの知己であり、晩年の弟子の1人と言ってもいい関係性ではあったようだ。毎度、フィクションなれど緻密な調査を元にして、ほぼ史実と言っていい内容に仕立て上げる吉村さんの作品だが、著者のあとがきにより、どうやって史実としてわかっている点と点をつなぐ場面を創作したかが語られる。そこにも綿密な考察があって、とても興味深い。
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