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街道をゆく(17)
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街道をゆく(17)
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商品レビュー
3.4
6件のお客様レビュー
江戸(寛政)期の島原…
江戸(寛政)期の島原の乱は、キリシタン・天草四郎を担ぎ勃発しました。戦国の世から南蛮(ポルトガル・スペイン)交易を足掛かりにカトリックの布教が広がったこの地方の光と影を追います。
文庫OFF
島原・天草の乱は宗教上の理由が一番の反乱の原因ではない、ということをかつてこの本で知った。どうしようもない島原の領主のおかげで起こったことは記憶していたが、天草の領主はこれとは別で、遠く唐津の城主が天草を領有していたそうだ。徒然に書かれているようで、歴史について学ぶことの多い本だ...
島原・天草の乱は宗教上の理由が一番の反乱の原因ではない、ということをかつてこの本で知った。どうしようもない島原の領主のおかげで起こったことは記憶していたが、天草の領主はこれとは別で、遠く唐津の城主が天草を領有していたそうだ。徒然に書かれているようで、歴史について学ぶことの多い本だった。
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言われてみれば至極当たり前なんですが、敗者側の歴史は残っていないとか、反乱の中にはただ巻き込まれて嫌々その場にいる人々がいるとか、絶えずそういった視点で世を見ることができるか否か。そこが才人と凡人の分かれ目の一つ。 それにしても、世の流れに反抗した薩摩の一家族が最近まで吊るし上げ...
言われてみれば至極当たり前なんですが、敗者側の歴史は残っていないとか、反乱の中にはただ巻き込まれて嫌々その場にいる人々がいるとか、絶えずそういった視点で世を見ることができるか否か。そこが才人と凡人の分かれ目の一つ。 それにしても、世の流れに反抗した薩摩の一家族が最近まで吊るし上げられているとか、やはり日本では目立ってはいけないということかいな?
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