1,800円以上の注文で送料無料

大人の時間(上巻)
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

大人の時間(上巻)

五木寛之【著】

追加する に追加する

大人の時間(上巻)

定価 ¥1,045

110 定価より935円(89%)おトク

獲得ポイント1P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1987/09/30
JAN 9784103017202

大人の時間(上巻)

¥110

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/06/23

大人って、なんだろう。いまだに、大人になれない自分を見つめる。  高野旗江(47歳)と北見優子(39歳)。二人は、アマリア・ロドリゲスの演奏会で知り合った。 何となく、二人は波長が会うようだった。旗江の夫 高野祐介(51歳)は、会社の役員で、よく行く酒場の ヒポカンパスのマダムの...

大人って、なんだろう。いまだに、大人になれない自分を見つめる。  高野旗江(47歳)と北見優子(39歳)。二人は、アマリア・ロドリゲスの演奏会で知り合った。 何となく、二人は波長が会うようだった。旗江の夫 高野祐介(51歳)は、会社の役員で、よく行く酒場の ヒポカンパスのマダムの竜子に、面倒なことを頼まれる。  祐介は、貧しく映画青年で、映画に情熱を持っていた。旗江は、その頃のことを思い出すのだった。 そして、生きて行くことは、情熱を失っていくことだとおもっている。 アマリアは、歳をとっても大事なものを保ち続けて行く。  優子の夫、伸夫は、外車のディーラーをしている。そして、なにか物足りない生活をしていた。 五木寛之の「なにか、ものたりない」というのが、追いかけているテーマのような気がする。  生活の疲れ。老いることへの恐れ。大人の悩み。夫との距離感。子供との価値観の食い違い。そんな二人が、急速に近づいて行く。日常から、非日常の生活へ。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品