双子のドラゴン ハーレクイン・クラシックスC-107

ヴァイオレットウィンズピア【作】, 加藤しをり【訳】

• 販売会社／発売会社: ハーレクイン・エンタープライズ日本支社/
• 発売年月日: 1987/06/05
• JAN: 9784833550314

商品レビュー

2009/11/26

内容（「BOOK」データベースより）
幼なじみのニコスとの幸せを夢みていたカラはその恋に破れ、故郷ギリシアを離れてカリブ海にやって来た。傷ついた心を抱いて彼女が上陸したのはフランス領リュック島。美しく幼想的な島だった。カラは、ホテルの部屋を間違えたことからルーカン・サヴィッジという謎めいた男性に出会う。ドラゴン・ベイに広大な農園を持つサヴィッジ家の館には島の噂によるとドラゴンの呪いがかかっているという。ルーカンには双子で生まれた兄がいて、兄は車椅子の生活。その原因となった事故はルーカンのせいだというのだが…。

＊＊ひとこと感想＊＊
当初、HQのパターン的には、双子の兄とのお話が展開していくのかと思って読み出したのですが、予想はハズレでした（＾＾；）。ヒーローと結婚をし、ドラゴン・ベイを訪れたヒロインの周辺でさまざま出来事が起こり、しだいに、ヒーローを疑い始めるのですが、それは兄のヒーローへの嫉妬による仕業だったのです。読後感は可もなく不可もなくといったところでしょうか。